皆様こんにちは、Gリーダーのすろうです。そして、今までお世話になりました。この春を最後にGリーダーと大学を無事卒業することになりました。私が大学生活を乗りきれたのも子ども達と関わってエネルギーを分けて貰えたおかげです。ありがとうございました。

さて、湿っぽい挨拶は程ほどにしまして、実は私もう一つ4年間続けていたことがあります。それは映画館でのアルバイトです。このバイトのおかげで子ども達との会話について行けた私の秘密の情報源です。映画館には色々な映画とそれを見に来られるお客様がおられます。バイトに慣れてきますとどの映画にはこういう人達が多いという客層がわかるようになるのですが、コレが中々に個性が有って面白いのです。

例えばお子様であっても、中学年くらいまでですと妖怪ウォッチ、ポケモンが男女関係なく人気です。高学年になりますと女の子はディズニー、男の子は変わらずにポケモンが人気になります。
大人の方ですと女性はディズニー、恋愛映画、特に邦画が人気でしてレディースデイをしっかり狙ってお昼か夕方に来られます。男性にはアクション系の洋画が人気でして金曜のレイトショーに来られる方が多いです。ご年配の夫婦の方には時代劇モノ、しっとり観るような邦画が人気でモーニングショーに多く来られます。
どの映画を観られるかはその人の趣味嗜好から選ばれるワケですが、その趣味嗜好は個々人の人生経験から形づくられています。父親が洋画好きな私は自然と洋画が好きになりましたし、従姉妹と一緒に女同士で映画を観に行っていた姉はディズニーが大好きです。

皆さんが好きな映画は意外と誰かの影響を知らずに受けたものなのかもしれませんね。
でも、好きな方向性が決まってしまうとソレ以外が楽しめなくなってしまいます。何でも楽しめると言うのはまだ自分の趣味嗜好を確立していない子どもの持つ特権ですね。

子ども達が周囲の環境から自分らしさを形作るモノを取り込んで個性を得ていくということを考えると、昔から子どもの前では大人はしっかりしないとダメだと言われている意味がわかるようになりました。
私はまだまだ子どもに誇れるような人間ではないですし、子どもっぽい大人ですが、せめて子どもの前では見栄を張っていこうと思います。


意外と私が子どもの時の大人の方もそうだったのでしょうか?



長々と書いてしまいましたが、個性って誰かの要素を引き継いでたりするので、子どもの前ではしっかりしないと!って話でした。

それでは、皆様の健やかな毎日と、お子様がどのような個性を得ても楽しい毎日であることをお祈りしております。
4年間ありがとうございました。