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意志の疎通には、「言葉」が欠かせない。


次いで、「文字」。


太古の人間が類人猿だった時代、初めて話した言語は、危機をお互いに伝える為の言葉だったそうだ。


人間の機能の発達は、全て危機を察知する為に依るもの。


例えば五覚においても、いち早く危険を察知する為に聴覚が発達し、赤ちゃんがお腹の中に居る時でさえ、聴覚から形成される。


その、人間にとって重要な「言葉」。


私は英会話を習っているのだが、英語の先生に、どこが分からなくて、どこを知りたいのかを伝える為の「英語」が分からなくて、毎回もどかしく感じる。


しかし、何より重要なのは、「何を相手に伝えて、何を相手に聞きたいのかを明確にする」事。


英語では、単語を知らなくても、「ここを知りたい」とアピールすれば、先生は、察して説明してくれる。


同じように、日本語を話す日本人同士であれば、なおさら伝え合う事は簡単な筈だ。


しかし、ペットと人間となると、長い年月を一緒に過ごした者同士、信頼は出来るが、本音や意見交換は出来ない。


先日、私が大学時代の時から飼っていた愛猫が、あの世へ行ってしまった。


まさか、こんな事になるなんて。


10年以上一緒にいたが、言葉が通じない分、快適な環境かどうかは、様子を見て判断しなくてはいけない。


御飯が欲しいのか、寒いのか、寂しいのか、触って欲しいのか。。。


元気なうちは、愛猫の意志を取り違えていても問題はない。


しかし、病気になってしまうと、その行動や少しの変化を察知しないと、命に関わってくる。


今回悔やまれてならないのは、もっと早く病院に行っていれば、助かったのではないか、とか、


もっと良い医者を探せば、重症にならなかったのではないか、とか、


色々考えてしまう。


言葉が無いから。


治療中も、きっと、痛くて怖くて寂しい思いをしたのだろう、と考えると、涙が止まらない。


今は、もうこの世に居ないので、天国で幸せに暮らしている、と願うしかない。


いくら問いかけても答えは無い。


ペットを飼うと必ず来る、お別れ。


最後が壮絶であればある程、うちの家族として生きて、幸せだっただろうか、と考えてしまう。もっと可愛がってくれる人が居たのではないか、と。


もし、ペットが言葉を話してくれたら、意志疎通が出来るのに。


そもそも、生物全体で共通言語があれば、良いのに。


「言霊」という言葉がある様に、思っている事を言葉として発すると、より現実味を帯びる。


「有言実行」という言葉がある様に、言葉は人間の行動にも影響する。


明後日まである愛猫の骨壺に「あの世で幸せになってね、今までありがとう」と呟いた。


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