コンバンワ！
G-IRON SILVERWORKSのBOBです。
今日はまずは近日中の営業予定のご紹介。
まずは明日（28日）ですが、午前中のみの営業となっています。
午後からは電話でのお問い合わせには対応出来ませんので、ご注意ください。
それから、30（日）、31（月）と連休をいただきます。
８月の最後にちょっとした夏休みという事で、何卒ご容赦ください！
メールでのお問い合わせに対してはは休み明け。9月1日以降の返信となりますので、数日お待ちいただく場合もあります。その際は申し訳ありませんがご了承下さい。
さて、今日はご依頼いただいたリペア品の紹介をば。
本日紹介するアイテムはこちらです。
シルバーを石に見立てた珍しい立て爪リング。
爪が一箇所割れていて、さらにもう一箇所もヒビが入り今にも外れてしまいそうな状態です。
結果的に、当然石（シルバーは）は外れてしまっています。
今回はG-IRONでは割と珍しい繊細なアイテムですが、やることはいつもと同じ。
「バッチリ直す」のみです。
それに、当然ですがご依頼主さまから可能な限り石が外れないようにしてほしい旨依頼されていましたのでその点も考えて元のリングよりも良い状態、つまり丈夫で石が外れにくいものにする事が命題でした。
今回は爪自体を作り直すか、それとも割れた部分を付け直すか検討しましたが、結果としては割れた部分を付け直す方向で進めました。
ですが、単純に破損した部分に銀の板をロウ付けしても、強度的にかなり心許ない。
なので、ロウ付けする面積を増やす事にしました。
これがロウ付けした後の状態。
元の爪を斜めに削り、角度を合わせた銀の板を出来るだけ広い範囲でロウ付け出来るように調整しています。
ヒビの入っていた爪もどうせすぐ壊れてしまうので、割れた部分同様にロウ付けしました。
ロウ付けする面積が広がる事で強度が上がるのは当然ですが、今回はその後石を留め直した後に出来るだけ外れないようにするため、多少でも爪が広がりにくくなるように角度等考えました。
隙間なくバッチリロウ付けしたら、板を削って整形。
その後いよいよ石留め。
爪を徐々に倒して石を留めていきます。
爪が引っかかる事がないように完全に隙間や出っ張りを無くして、石留め完了。
最後にリングのキズ取り～磨き直しを行って、リペア作業の完了隣ました。
リペア完了後のリングはこちら！
爪の折れてしまっていたリングがバッチリ元どおりに。
また出来る限り爪が引っかからないように、爪の先端も元の状態よりも高さを抑え、石が外れにくくなっています。
後日、ご依頼主様から「買った時よりも綺麗です！」という嬉しい言葉もいただきました。
いつもウォレットチェーンとかバングルとかゴツめのアイテムのリペアが多いですが、今回のようなシンプルで繊細なもののリペアももちろん承っております。
ぜひお気軽にお問い合わせ下さい！
アクセサリーリペアに関して、詳しくはこちら！
http://www.g-iron.com/?mode=f11
というわけで、本日はこの辺で！
それではまた！
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８月の最後にちょっとした夏休みという事で、何卒ご容赦ください！
メールでのお問い合わせに対してはは休み明け。9月1日以降の返信となりますので、数日お待ちいただく場合もあります。その際は申し訳ありませんがご了承下さい。
さて、今日はご依頼いただいたリペア品の紹介をば。
本日紹介するアイテムはこちらです。
シルバーを石に見立てた珍しい立て爪リング。
爪が一箇所割れていて、さらにもう一箇所もヒビが入り今にも外れてしまいそうな状態です。
結果的に、当然石（シルバーは）は外れてしまっています。
今回はG-IRONでは割と珍しい繊細なアイテムですが、やることはいつもと同じ。
「バッチリ直す」のみです。
それに、当然ですがご依頼主さまから可能な限り石が外れないようにしてほしい旨依頼されていましたのでその点も考えて元のリングよりも良い状態、つまり丈夫で石が外れにくいものにする事が命題でした。
今回は爪自体を作り直すか、それとも割れた部分を付け直すか検討しましたが、結果としては割れた部分を付け直す方向で進めました。
ですが、単純に破損した部分に銀の板をロウ付けしても、強度的にかなり心許ない。
なので、ロウ付けする面積を増やす事にしました。
これがロウ付けした後の状態。
元の爪を斜めに削り、角度を合わせた銀の板を出来るだけ広い範囲でロウ付け出来るように調整しています。
ヒビの入っていた爪もどうせすぐ壊れてしまうので、割れた部分同様にロウ付けしました。
ロウ付けする面積が広がる事で強度が上がるのは当然ですが、今回はその後石を留め直した後に出来るだけ外れないようにするため、多少でも爪が広がりにくくなるように角度等考えました。
隙間なくバッチリロウ付けしたら、板を削って整形。
その後いよいよ石留め。
爪を徐々に倒して石を留めていきます。
爪が引っかかる事がないように完全に隙間や出っ張りを無くして、石留め完了。
最後にリングのキズ取り～磨き直しを行って、リペア作業の完了隣ました。
リペア完了後のリングはこちら！
爪の折れてしまっていたリングがバッチリ元どおりに。
また出来る限り爪が引っかからないように、爪の先端も元の状態よりも高さを抑え、石が外れにくくなっています。
後日、ご依頼主様から「買った時よりも綺麗です！」という嬉しい言葉もいただきました。
いつもウォレットチェーンとかバングルとかゴツめのアイテムのリペアが多いですが、今回のようなシンプルで繊細なもののリペアももちろん承っております。
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