今日も同じタイミングで真崎に行って来ました。ご覧のように正面から風が吹いていたので波立っておりますが、この程度ならば逆に浮遊系が期待できるので、別の意味で絶好のコンディションです。

昨日に比べると多少は白濁していましたが、それでも10mは見えていたと思います。

 

 

適度に下げ潮があったので、良い感じでヒレナガハゼが出ていました。

 

 

時季的に、スベスベオトヒメエビ系が出ているだろうなぁ〜と思って捜すと4個体を確認する事ができました。この個体は3cmほどありますが、小さい個体は1cm程度でこれまでの観察では最も小さいサイズです。

 

 

この時期になると、数カ所で複数個体が観察されるアントンブルニイですが、アカシマシラヒゲエビに次ぐ、人気のエステシャンです。

 

 

最後は、場所を移動したミズヒキミノカサゴです。異彩を放つ美しさですね。

なかなか思うように潜れないパターンが続きましたが、卒論の発表が終れば、一段落して定点観察ができそうです。

とは言え、卒論の研究のテーマのお陰で、新しい興味というか、ゼミ生の求める答えを自分なりの視点と知見、方法で観察することで、これまでにない面白さを体現できた事は間違いありません。

良い学生に恵まれました。まだ過去形ぢゃないけどね(笑)。