[機動戦士Ζガンダム] 第14話 アムロ再び | ガンダム語りたい ガンダム視聴記録

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アムロ・レイ

 

地球連邦軍の試作モビルスーツRX-78-2「ガンダム」を駆り1年戦争を戦い抜いた若き英雄である

 

戦後現在、そのニュータイプ能力の高さから連邦政府に目を付けられ、シャイアン基地に軟禁のような生活を強いられている

 

軟禁による鬱屈した生活は彼の精神を蝕んでいた

 

22歳モジャ毛

 

 

第14話 前半

 

宇宙でのティターンズの台頭とジオンの復興の兆しを見落としていた連邦政府の腐敗化は進む

 

ティターンズの総統であるジャミトフ・ハイマンは連邦軍を我が物にしようと画策している

 

 

ロザミア・バダム

 

連邦軍基地からモビルアーマーに乗り込み出撃する女性パイロット

 

 

エゥーゴとカラバが乗るアウドムラを追う

 

ブランはロザミア隊の援軍について何か知っているようだ

 

「ああオーガスタ研のロザミアか」

「いいのかなぁ?」

「まあ確実は確実だ、あまり確実過ぎてゲームとしての面白味には欠けるがな」

 

と不敵

 

オーガスタ研究所、、、戦後ニュータイプの研究を推し進めていた施設である

 

要は人間の脳波を研究するところ

 

それに軍が絡む

 

良い雰囲気ではないのは確実だ

 

 

一方追われるアウドムラ

 

クワトロ大尉が追ってくるスードリの対応に忙しい

 

ロベルトが逝った事についてカミーユがクワトロに噛みつく

 

彼にしてみれば戦友が死んだのだ、ショックも少なからずあるだろう

 

だがクワトロは戦場での感傷は捨て、宇宙に帰る事がロベルトへの手向けだという

 

なんだかこういうシーンよく見るよなぁ・・・

 

 

アムロの決意

 

フラウ・コバヤシを空港で送るアムロ

 

フラウは夫であるハヤトがカラバに参加した事で追われる身になってしまった為にアムロを頼ってシャイアンまで来てたのだ

 

アムロはフラウ達のために日本までのチケットを手配

 

フラウの何か言いたげな表情にアムロ

 

「これ以上僕に何をしろって言うんだ」

「日本行のチケットを取るのだって・・今だって監視されているはずだ、何かする前に捕らえられるのがオチだ」

 

「アムロ・・・・、大尉、子供に戻ったって何も手に入らないって事だけは思い出して・・」

 

「フラウ!」

 

溜息をつき、爪を噛むアムロ

 

もう昔のようにフラウに注意される事はない

 

時間は進んでいるのだ

 

そして目を転じた先には輸送機

 

「輸送機か・・・」

 

アムロ・レイ、何かを決意する

 

 

フロアで飛行機の出発を待つコバヤシ一家

 

そこに大量の缶ジュースを運ぶアムロ、だが躓いてしまい缶ジュースをばら撒いてしまう

 

ドジだなぁ、ははは

 

拾いながらカツ・コバヤシに小声で話し掛ける

 

「カツ、ハヤトは、お父さんがどこに居るか分かっているか?」

 

「分かりません。ジャブローにエゥーゴの支援に出たんですから」

 

「ケネディに行けば事情が分かるのかな」

 

「カラバのクルーがいますからね、でも地球連邦軍に爆撃を受けて滅茶苦茶かもしれません」

 

椅子に座るアムロ

 

「フラウ、カツを借りていいかい?」

 

「アムロ・・」

 

「なら私もいく」とキッカ

 

「駄目だ、お母さんは2人で守らなくっちゃ、赤ちゃんだっている」

 

「アムロさんの言う通りだ、お前たちは日本に行きな、そして赤ちゃんが生れたらニュー香港でコロニー行の切符を手に入れるんだ」

 

フラウ達の乗る飛行機の出発時刻が迫る

 

「でもどうやって?」

 

「カツを預けてくれさえすれば、後は男同士の問題だ・・フラウは考えちゃいけない」

 

「アムロ本気なの?」

 

フラウの頬に軽くキスをし別れ告げるアムロ

 

「それじゃフラウ」

 

そして「トイレいいのか?」とカツに声を掛ける

 

「行きますオジサン!」

 

「こいつぅ」

 

白々しい(笑

 

トイレに連れションである

 

駆けこんだトイレは裏口に続いている

 

都合がいいとか言わない

 

扉を破り外にでる二人

 

「一気にあの輸送機のタラップに駆け登るんだ!」

 

その気になれば一気呵成なアムロ

 

輸送機の操縦室に突入しパイロットを銃で脅し、追い出す

 

「ハッチを閉じろ!」

 

アムロの監視員がトイレが遅いとようやく立ち上がる

 

破られた扉を見て重大事件が発生している事を知る監視員

 

飛行機に乗り込んだフラウ、キッカ、カツ

 

キッカがフラウに心配?と問う

 

「少しね・・・でも少しだけ」

 

フラウがアムロに対する信頼の言葉だ

 

完全に輸送機をジャックしたアムロは輸送機を空に飛ばす

 

向かう先はケネディ空港

 

・・・彼は今、自由を手に入れたのだ!!!

 

フラウの乗る旅客機も無事に日本に向けて飛び立った

 

地球から見れば1地方で起こった些細な出来事であるが、その影響は限りなく大きい

 

 

アウドムラ攻防戦

 

ロザミア隊がブラン隊への合流を前にガルダを捕捉

 

クワトロ達も臨戦態勢に入る

 

「まて!各機は機内で迎撃だ!」

 

クワトロ大尉が百式をベースジャバーに乗せ出撃

 


大型輸送機で飛行中であるので基本空中戦

 

地面に落ちたら最後、再び輸送機に飛び乗れなければ置き去りになってしまう

 

なのでベースジャバーと呼ばれるサブフライトシステムの使用が推奨される

 

「口先だけで本当は戦争が好きな人なんじゃないか」

 

先程のやり取りでクワトロ大尉に不信感なカミーユ

 

クワトロは完全に生粋の軍人である

 

なんというか考え方がまず闘争なのだろうとは思う

 

カミーユはガンダムMk-Ⅱをベースジャバーに乗せる

 

「クワトロ大尉の命令を聞かなかったのか?アウドムラから離れるな!」

 

とエゥーゴの名無しと思われるパイロットに怒られる

 

「何?」

 

「聞こえなかったのか?ここから迎撃だ!」

 

「了解!」

 

聞いちゃいねぇ

 

ややこしいのだがアウドムラもスードリも「ガルダ級」の超大型空中輸送機

 

ちなみに「ガルダ」という名前のガルダ級輸送機も存在する

 

ユニコーンでミネバ様が乗せられ、ジンネマンが単身救出に乗り込んだあれである

 

 

ギャプラン

 

ロザミアがギャプランの高機動で戦場を攪乱する

 

 

連邦軍の可変MS

 

剛性かつ柔軟な構造を持つムーバブルフレームの採用と、新素材の軽く軽量な金属が開発された事で可変型モビルスーツが多く誕生した

 

単独で空を飛べる可変モビルスーツは他のモビルスーツに対して大きなアドバンテージを得る

 

その分操縦も難しそうだが・・・可変機というだけで凄くロマンです( ´(ェ)`)

 

完全変形とか最高クラスのキーワードですわ

 

HGUCシリーズで完全変形するガンプラないかな

 

そのギャプランを見てクワトロとハヤトが驚く

 

「モビルスーツが単独で飛ぶのか!モビルアーマーか」

 

「モビルアーマーだ!モビルスーツを出すか!?」

 

ハヤトの言葉にカミーユが反する

 

「もう遅いですよ!」

 

「んん、カミーユめ!」

 

カミーユ君、あんまり大人をイライラさせないように

 

百式が敵機のベースジャバーを破壊、モビルスーツは落下していく

 

場外勝ちである

 

ところでギャプランの援護で出撃した敵モビルスーツは「アクトザク」と呼ばれているもので

 

 

1年戦争時にジオンが開発した高性能モビルスーツ

 

所謂「MSV」モビルスーツ

 

ジオン製でありながらマグネットコーティングを施された機体で高機動を実現している

 

結局戦場にはでなかったようだが、戦後連邦軍が接収し改良を加えオーガスタ研究所に配置となった

 

ガルバルディ系と似たような処遇だね

 

 

ギャプランの攻撃で損傷を受けるアウドムラ

 

「こんなんじゃ落とされるのを待つだけじゃないか!」

 

カミーユが苛立つ、ベースジャバーに乗りハッチを開けるよう要求

 

「アウドムラの腹の中に入ったまま沈むのかよ!」

 

状況を理解した僚機、ハッチを開ける

 

「むざむざやられるか!」

 

ガンダム発進!


 

14話 後半

 

高機動を売りにしているギャプラン、ガンダムと言えども苦戦を強いられる

 

だがカミーユ、ベースジャバーを捨てギャプランに飛び乗る

 

「こんなところで無差別に攻撃を掛けるからだ!潰してやる!」

 

ガンガンとギャプランを殴るガンダム

 

「場所を気にして戦闘する馬鹿がいるのかい?どこの能天気だい?」

 

非人道的な台詞をサラリと吐くロザミア

 

「能天気だと!!」

 

「潰すなら早くしな、負けたよ」


「なんだと!」

 

明らかな挑発発言にカミーユおこ

 

ここでギャプランをモビルスーツに変形させるロザミア!

 

その変形の反動で放り出されるガンダム

 

「子供のような事を言うんじゃない!」

 

ギャプランからビームを連射しガンダムを追い詰める

 

カミーユはガンダムを再びベースジャバーに乗せ距離を取ろうとするが、すでにギャプランの照準内、ピンチ

 

だが回り込んできた百式がギャプランに狙いを定める

 

「墜ちろ!墜ちろぉぉぉ!!」

 

クワトロ大尉の気合いの射撃がギャプランを圧倒、ロザミアは撤退

 

貫禄を見せつけた瞬間である

 

 

帰還したカミーユ

 

出撃はハヤトの無許可であったので修正を覚悟しているカミーユ

 

「殴ったぐらいでお前の性格が直るのか?」

 

既にカミーユの気性は把握済みのハヤト

 

理由がどうあれ目の前で上官であるクワトロ大尉殴ってますしね、ははは

 

「クワトロ大尉に助けられた事は、わかっています」

 

「戦闘中それだけわかったのは大したものだ、感謝するのだな」

 

「でもハヤト艦長、それだけでは、あの変形をしたモビルスーツに引っ張られたのです」

 

「言い訳か?」

 

ととうとう怒ったハヤト

 

「いえ・・」

 

時に感覚でモノを喋るカミーユ、なかなか扱い難いであろう

 

「いや、ハヤト艦長、そのカミーユの言葉だけは私が証明しよう」

 

とクワトロが助け舟を出す

 

「ならこの拳は引っ込めましょう」

 

「ブライト艦長を救出した時に出会ったモビルアーマー、それに似ていたそうだなカミーユ」

 

「はい、危険か感触でした」

 

可変モビルアーマーは確かに危険だが、乗っているパイロットの事を指しているのだろう

 

クワトロ大尉的にいうとプレッシャーを感じる相手だったのだろう

 

 

ブランとロザミア

 

無事(?)にブラン隊と合流したロザミア隊、スードリに収容される

 

アウドムラの足を止めてくれた事に感謝するブラン・ブルターク

 

このまま第2波を掛ける

 

彼は高高度である為、酸素が薄く酸素マスクを持参している

 

だが対するロザミアは平気そうだ

 

「こんな高度で苦しくないのか?」

 

「自分の肺は強化されております、大丈夫です」

 

「結構だ」

 

「ロザミア・バダムか、予定通りの能力を発揮しつつあるようだが、強化人間として成功したのか・・出る!」

 

アッシマーを駆り、アウドムラに向かう

 

強化人間、初のお披露目である

 

人間の闇を凝縮したかのような存在・・・ガンダムでは悲劇しか生まない存在で有名である

 

 

アムロ再び

 

敵の素早い行動に舌をまくアウドムラ

 

人もマシンも永遠に動き続ける事はできない、休息、補給、修理が必要になる

 

なのでこうやって矢継ぎ早に仕掛けられると対応が難しい

 

修理が終わっていない機体は出撃できないのだから

 

ブラン隊の速攻に揺らぐアウドムラ

 

 

「捕まった?ハヤト艦長!上昇を掛けろ!!」

 

クワトロ大尉の苦しい声

 

そしてその光景を目撃するアムロ

 

輸送機に乗り、追いついたようだ

 

「さっきの閃光はやはり戦闘だったのか」

 

「クワトロ大尉、いくぞ!!」

 

ハヤトの声が輸送機にも入る

 

アウドムラからの通信が輸送機にも届く・・ミノフスキー粒子は相当薄いようだ

 

まあ、民家のある非戦闘地域っぽいからね

 

「宇宙人は空にいれば良かったんだよ!」

 

ブランの侮蔑したかのような台詞

 

彼もスペースノイドはお嫌いなようだ

 

ギャプラン同様高機動でアウドムラに接近する

 

それに対応してガンダムMk-Ⅱと百式が出撃

 

ガンダムMk-Ⅱは散弾バズーカを発射

 

ライフルで狙うより散弾のが効果的かもしれない

 

アッシマーを上昇させないように牽制を掛けるガンダム

 

モビルスーツに変形させアウドムラに襲い掛かるアッシマー、それを迎え撃つ百式

 

 

「あのモビルスーツを落とす!」

 

戦闘を見ていたアムロがパラシュートを身に着ける

 

「アムロさん・・」

 

「カツはホモアビスで脱出しろ!」

 

「はやく!」

 

ホモではない

 

ホモアビスはパーソナルジェットで空を飛べる小型マシン

 

カミーユが大得意なはず

 

カツも操縦できるって事は、そういった訓練を有事に備えてやっていたんだなハヤトは

 

輸送機を加速させるアムロ

 

激しい撃ち合いを行うアッシマーと百式&ガンダムMk-Ⅱ

 

だが空中ではアッシマーのが一枚上手か

 

散弾がアッシマーに当たるが効果は薄い

 

「散弾ではこの程度だなぁ」

 

アッシマーにバズーカを破壊される百式

 

クワトロの視界に高速で接近してくる輸送機が目に入ってくる

 

「なんで輸送機が?」

 

もっともな感想である

 

気を取られた隙を突かれアッシマーが百式を抜ける

 

アッシマーはアウドムラに向かう、ガンダムはアウドムラに射撃が当たる事を懸念して攻撃できない!

 

アウドムラピンチ!

 

ガンダムの横をアムロの輸送機がぐおーーーーと通り過ぎる

 

クワトロが驚きの声を上げる

 

「何をする気だアムロ!?・・・アムロだと?」

 

自分で吐いた言葉に自分で驚くクワトロ

 

「下がってろシャア!!」

 

アムロもまた無意識に言葉を紡ぐ

 

 

「ここまでだなエゥーゴ!!・・・んぁ?なんだと??」

 

背後に迫る輸送機に気が付いたブラン

 

それは驚くであろう

 

さっきまでそんなモノはなかったのだから

 

「うぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

気合いのアムロ、輸送機をアッシマーに猛スピードでぶつける

 

輸送機は半壊し、アッシマーと共に落下

 

衝撃で分離した操縦室もろとも空に投げ出されるアムロ

 

「全機撤退だ!!」

 

たまらず逃げ出すブラン

 

操縦室から離脱したアムロ、パラシュートを使い難を逃れる

 

落下するアムロ、そしてそれを追う「ガンダム」

 

「ガンダム・・・Mk-Ⅱ・・・」

 

思わず呟くアムロ

 

無事アムロをキャッチするガンダムMk-Ⅱ

 

日が落ちていく中、百式に乗るクワトロはカメラをアムロに向ける

 

アムロを認め身を震わせるクワトロ

 

「アムロ・・・アムロ・レイか・・」

 

「確か、シャアと言ったな俺は」

 

コックピットを開け顔を見せるカミーユ

 

「ご無事で」

 

「ありがとう」

 

接近する百式もまたコックピットを開ける

 

顔を合わせる二人

 

「シャアだ・・・しかし・・・」

 

「間違いないアムロ・レイだ」

 

ゆっくりと落下していくガンダムMk-Ⅱと百式であった

 

 

≪まとめ≫

 

とうとうアムロとシャアが再会した!!

 

「何をする気だアムロ!?・・・アムロだと?」というクワトロの台詞で鳥肌余裕です

 

劇場版一部はこのシーンで終わり、クライマックスの盛り上がり方が尋常じゃなかった思い出

 

後で見直そうかな

 

いやぁ今見ても素晴らしいシーンだわ

 

序盤から最後まで、30分番組とは思えない濃厚さに改めて驚きを隠せない僕

 

毎回見終えるとシンプルに思えるのだが構成が秀逸である

 

 

フラウも、アムロに期待していたよね明らかに

 

頼る一面、焚き付ける任も負っていたと思われる

 

そんでもってカツの存在で火が付いたアムロ

 

連邦軍最強パイロットがカラバに参加、、なのだがまだちょっと完全に目が覚めていないアムロ

 

それはまた次回の話だ

 

 

そしてもう一つ、「強化人間」が初めて出てきた

 

最近ではマリーダさんが有名か

 

まあロザミアとマリーダさんは発生時点で全く違うアプローチなのだが・・

 

強化人間というのは人工ニュータイプの事で、カミーユが反応を示したのは恐らくこの為

 

1年戦争で兵器として素晴らしい効果を発揮したニュータイプとその関連兵器群

 

それを更に増強しようとしていた連邦軍だが、ニュータイプは素体数が明らかに少ない

 

なら作っちゃえってなったのが強化人間

 

ニュータイプ論やら思想やら倫理を無視した存在である

 

今後この強化人間がカミーユに大きな影響を与える事になる・・・

 

 

さて次回はアムロ、クワトロの絡みが注目されますな

 

そしてカツ

 

まだまだ尖がっているが何か薄っすら見えてきたカミーユにカツという後輩が現れる

 

この存在もまた影響が少なからず出てくるのも興味深い

 

次回もまた楽しみですな!