前回はライラの復讐に燃えるジェリド・メサの底力を見た
エゥーゴの目的がジャブロー攻略だと明かされた
政治的なパフォーマンスも狙ってとの事だが難攻不落の要塞を攻略できるのであろうか
第9話 前半
無事シャトルで地球のアフリカに降り立ったレコア・ロンド
探検隊といった服装でアフリカの川を進んでいく
レコアさんって地球育りなのかしら
スペースノイドがいきなりアフリカはキツイと思われますが・・・
川を進むレコアさんはジャブロー方面から飛んでくる輸送機の姿を確認する
「これで45機め・・」
かなりのモノが輸送されてますね
そして残念、いかにも野蛮そうな連邦兵士に見つかってしまう
ああ、これは酷い事になりそう!!!(`Δ´)
と、そこに1人の紳士が助けに入る
白いスーツに身を包んだ紳士が兵士の一人をベルトで首を絞め銃を奪う
武装解除させ連邦兵士にここをはなれるよう指示
「まっすぐ走れ!」
「ジャングルでまっすぐ走れるか!」
「木は避けていい!」
紳士優しい
この男の正体はカイ・シデン
かつてホワイトベースでガンキャノンのパイロットをしていた男
戦後はジャーナリストに転身し、そこそこ有名になっているらしい
アフリカで白いスーツを着てるなんて激しく頭おかしい感じであるが本人曰く
「いつバチカンに取材に行くかわからないだろう?」
要はいつローマ法王に取材に行くかわからないので、いつもビシッとしとこって訳ですな
粋というかなんというか
まあ、ともかくカイ・シデンですよ
捻くれてそうな口調といい、変わらないようですが幾分大人になった雰囲気
いやぁこの登場はビックリしましたよね
続編感をバリバリ感じます
地上編への伏線を張りながらシーンは月に
前回からアンマンを見張っているカクリコン
アンマンは月面都市の一つでエゥーゴの拠点になっている
グラナダはティターンズが拠点にしているが補給面で意地悪されて居心地悪そう
だがアナハイムから補給の申し出が・・・
ハロ
カミーユ・ビダンが前回命を救われたハロの修理をしている
銃撃を防ぐあたり、どんな素材を使っているのか気になりますな
しかし洗濯物を自室で乾かすあたり・・・乾燥機とかない訳?
なんかもう既に生活感溢れてますね
そしてカミーユはブリーフ派、、と
えっと、ハロの設定も謎で
アムロ・レイがオリジナルで作成したもの
市販されていたハロをアムロが魔改造したもの
とよくわかってなかったが、最近はORIGINで幼少のアムロが商品として箱に入ったハロを持っていた事から「市販されていた」という設定が定着している模様
改造したハロをフラウボウにプレゼントしたらしい
戦後ホワイトベース隊の活躍が広まり、ハロも人気が出て商品化されたという設定があった
だがカミーユの拾ったハロは10年前のチップを搭載しているという事で・・・もしかしたらオリジナルのハロなのかもしれない?(1年戦争は6年前に終わっている)
そんなカミーユの自室にエマさんがブリーフィングの時間だぞとやってきた
「ちゃんとわかってますよーー」みたいな態度が気に入らなかったのか平手打ちを喰らうカミーユ
しっかり怒られましたね
![]() | Voice I-doll エマ・シーン 1,944円 Amazon |
ウォン・リーの修正
アンマンのアナハイム工場をクワトロ大尉、ヘンケン艦長、そしてウォン・リーが車で走る
一瞬映った緑の戦艦がラーディッシュ
後々ヘンケン艦長が任される事になる新造戦艦だ
口ぶりからすると献金で作られてらしい、寄付金凄い
凄いのは連邦軍の目を盗んで建造されているって事だろう
恐らく連邦士官もアンアンに常駐しているだろうし
「連邦政府がスペースノイドを舐めている」と仰るのも間違いでもないのだろう
大きな目で見ると逆襲のシャアの伏線にも思える
そのウォン・リー、エマさんに連れられて走るカミーユを呼び止める
「そのガキ待ちな!!」
イントネーションがオカマっぽい
そして小走りからの平手打ち
倒れたカミーユに蹴りを見舞う
「なにするんです・・・」とカミーユ
ごもっとも
「遅刻の原因はその玩具にあると見た、違うか」とウォン・リー
口答えするカミーユに足払いを仕掛けるウォンさん
カミーユも反撃するがウォンさんは格闘技の達人という設定があり、高校生レベルの空手では太刀打ちできない
手痛い反撃を喰らう
「貴様が准将が言っていたニュータイプのパイロットらしいな」
「そんなんじゃない」
「嘘だな、口ではそう言っても増長がある、油断があるからミーティングにも遅刻する」
それでもツベコベというカミーユに更に打撃を加えるウォン・リー
「どうしてごめんなさいと言えんのだ!」
「暴力は・・いけない」
最後に蹴りを暗いブラックアウト
社会人を鍛える、にしてはなかなか荒々しい
軍隊怖い(つД`)ノ
「親にも殴られた事がないのに!」と吠えた少年を思い出しますね・・・
気が付いたカミーユ、暴行中に立ち去ったクワトロとエマさんを非難する
だがクワトロはそんなもんだとバッサリ
「アーガマでは君に甘すぎた、反省をしている」
それでも頑なに反抗するカミーユ、今度はエマさんに平手打ち
「軍隊と言うのは理不尽な所よ」
「殴られたくなければ自分のミスを無くせ」
だが自分がいなければアーガマはここまで来れなかったとカミーユ
それに対しエマさん
「その自惚れが、今にあなたの命を落とすってわかっているから、ウォンさんはあなたを殴ったのよ」
「自惚れだなんて僕は・・・」
「ウォンさんはね、地球にしがみついて、地球を滅ぼすような事はなんとかしたいって思っているのよ、その上であなたのような見込みのある人に生き残って欲しいって考えて・・」
「僕は見込みありません、自閉症の子供なんだ」
「自分の都合で大人と子供を使い分けないで!」
ビシッとお説教されたカミーユ
まあ、遅刻しなければ殴られもしなかったろうに、次は頑張ろうねカミーユ
厳しい世界であるが、軍人は命のやり取りをする職業
1人でも甘ったれたヤツがいたら皆死ぬ
作戦時刻に遅れたら皆死ぬ
そういう世界だ
かつてホワイトベースの艦長であったブライトは全体を生かす為にガンダムに乗って増長しているアムロを降ろすという選択をした
その結果がどうだとかは言わないが、それぐらい重要な事なのだ
死んでしまったら例え崇高な目的を掲げていても達成する事はできない
カミーユはそれだけ期待されているのだ・・
百式
さてさていよいよ百式の登場である
![]() | MG 1/100 百式Ver2.0 (機動戦士Zガンダム) 7,344円 Amazon |
クワトロ大尉に任された新型の試作機だ
開発はエゥーゴとアナハイム
金色と、赤から更に派手になった(笑
軽量仕様に加え、背中の姿勢制御用ウィングにより運動性も上昇
エース向きなピーキーな調整がなされ、まさにクワトロのようなベテランエースパイロットでもないと性能を引き出すのは難しいとされている機体
金色の塗装はビームコーティングという説もあるが、そんな描写も特になく謎である
最大の特徴はメガバズーカランチャーの使用である
それはそのうち出てきます
肩の「百」は形式番号MSN-00100によるもの
「百年使えるモビルスーツ」がアピールポイントである
ちなみに開発者(デザイナー)はM・ナガノ博士
あの永野護氏である
クワトロ大尉は百式の試運転も兼ねてロベルト、アポリーと共に出撃
それを遠くで監視するカクリコン
ティターンズの作戦が水面下で着々と進んでいる模様
そしてそれを追うように発進するガンダムMk-Ⅱ
真面目な表情のカミーユ
修正とエマさんの説教が効いた模様だ
第9話 後半
アレキサンドリアに「マラサイ」が搬入される
![]() | HGUC 1/144 RMS-108 マラサイ (機動戦士Zガンダム) 1,512円 Amazon |
アナハイムが開発した新型量産機
ハイザックをベースとした機体で
ムーバブルフレーム、ガンダリウムγという新素材の装甲を用いた次世代モビルスーツ
その性能は高い
元々はエゥーゴに卸されるはずだったが、アナハイムとエゥーゴの関係性を疑われていた為、急遽ティターンズに配備になったという裏設定がある
しかもタダで
太っ腹である
グラナダ
クワトロ一行がグラナダに入る
気絶して作戦を聞いていなかったカミーユが作戦内容を聞かされる
エゥーゴとグラナダの連邦軍とでティターンズの戦艦を奪取する、と言うモノらしい
連邦軍内にもエゥーゴシンパがいて、手引きはそこによるものだろう
エゥーゴ主導っていうのがポイントらしく、これもアピール作戦の一環のようだ
作戦はあっさり完了
モビルスーツを降り、白兵戦になったが安全弁を外してなかったカミーユ、もちろん発砲はできず
命拾いしたな
てかお約束ですかねこういうシーンは
さてモビルスーツが発進し手薄になったアンマンにカクリコンの部隊が襲い掛かる
なるほどこういう作戦か
港口を爆破された瞬間、カミーユの脳内にその光景が走る
爆破に揺れるエマの感情を感じたのか、なんなのか分からないがとにかく危険を感じた
「クワトロ大尉、何か感じませんでしたか!?」
「感じた?何を?」
「アンマンに戻りましょう」
「こちらの作戦はまだ終了していない」
「でも!」
「我儘を」
「違いますって!」
クワトロに押し倒されるカミーユ
残党が仕掛けてきたのだ
対応に追われるクワトロとカミーユ
『殺し合いを楽しんでいるんじゃないか、こんなの戦争じゃない』
アンマン攻防
とうとうエマさん出撃
搭乗はリックディアス
クワトロ大尉のお下がり
ジムⅡと共にカクリコンのハイザックと激戦を繰り広げる
エマさんの思考をカミーユが感知する
先程のもエマさんのモノか
「気になりませんかアンマン」
「アンマンが襲られる、そうか」
「君とエマ中尉を襲った連中か」
クワトロ大尉もようやく把握したのかカミーユを行かせる
どうやらニュータイプ能力はこの時点で既にカミーユ>クワトロなのだね
新しい絆
「あの感触は間違いなくエマさんだ」
猛スピードでアンマンに戻るカミーユ
カクリコンが巧みにエマ機を追い込む
ハイザックでよくやる
![]() | HGUC 1/144 RMS-106 ハイザック (機動戦士Zガンダム) 1,080円 Amazon |
※ハイザックも最新ヴァージョンが欲しいですね
廃墟地に追い詰められたエマさん
「裏切り者は地獄に落ちろ!」
ハイザックがヒートホークを振り下ろす!!!
しかしハイザックの腕が吹き飛ぶ!
ガンダムキタ――(゚∀゚)――!!
「エマさんをいじめたな!」
ガンダムが来た事で流れが変わる
カクリコンが背後から仕掛けるも易々と回避するガンダムMk-Ⅱ
そのまま廃墟に逃げ込む
その神業に驚くカクリコン
相手はニュータイプなのだよ( ´(ェ)`)
廃墟から飛び出しハイザックをライフルで撃ち抜くガンダム
「こいつ後ろに目が付いているのか・・」
カクリコンは不利を悟り撤退
ふう、間に合いましたねカミーユ・ビダン
だが何やらお怒りのエマさん
ガンダムMk-Ⅱのコックピットに乗り込んでくる
何故かハロは追い出されました
「グラナダの作戦が終わっていないのに勝手に戻ってきたのでしょう!?」
「違いますよ」
「アンマンの救助信号を見て戻れる時間ではないわ!」
「分かったんです、エマさんが危険だって」
「馬鹿おっしゃい」
「本当ですってば、エマさんが助けてくれって言ったんです」
「そんな感じがしたんです」
「そういったらクワトロ大尉が救助に行ってくれって命令してくれて・・本当です!」
「私がそんな事を・・」
「クワトロ大尉が証明してくれます」
「なんて?」
「分かりません、エマさんの声が聞こえたような気がして・・錯覚かもしれませんが」
「どんな風に?」
「悲鳴を上げているようなエマさんの・・ふわっと」
「ごめん、カミーユ、ありがとう、来てくれてなければティターンズの仲間だったカクリコン中尉にやられていたわ」
エマさんご機嫌が直りました
≪まとめ≫
エマさんと新しい絆が生れたようです
以上
LOVEか?LOVEなんか?
ニュータイプといえども、なんていうかマーキングしていないと感知が難しいって事でいいのかな
気になるお姉さんの危機には敏感なのです
カミーユも17歳なんです
お年頃なんです
しかしこうやって見直すと序盤からニュータイプ能力全開で使われてるんだなって感じた
それは期待されますわカミーユ
次回はパプティマス・シロッコがちょっとだけ出てきます
と言う事はブライトさんも出てくるって事だ
登場人物もどんどん揃ってきましたね!