[機動戦士Ζガンダム] 第4話 エマの脱走 | ガンダム語りたい ガンダム視聴記録

ガンダム語りたい ガンダム視聴記録

オジサンが思い出いっぱいにGを語っていきたい
ガンダム情報も展開していきたい

前回ティターンズの外道なやり方で母を惨殺されてしまったカミーユ・・・流石に可哀想である・・

 

 

第4話 前半

 

カミーユの怒り

 

嘆くカミーユの動向を見つめる一同

 

その中で交渉に来ていたエマ中尉がガンダムMk-Ⅱに乗りアーガマを離脱する

 

「こいつだ、こいつだ!こいつがやったんだ!」

 

カミーユはガンダムMk-Ⅱを操りハイザックに迫る、そして拘束にまでもっていく

 

「貴様か!母さんを!」

 

「かあさん?何を言っているんだこいつ」

 

とハイザックに乗るジェリドは思う

 

それはそうだ、彼はまだ真相を知らない

 

そこにライラのガルバルディβ部隊が迫る

 

迎撃に出るクワトロ大尉のリック・ディアス隊

 

ややこしくなってきた・・

 

 

ハイザックをボコボコにするガンダム

 

素人相手にボコられる正規兵であるジェリドさんって・・

 

ガンダムから流れる音声から、ようやくガンダムのパイロットがカミーユと認識したジェリド

 

抵抗するがガンダムのバルカンを浴びバックパックにダメージを負う

 

更に激突する両機に、エマの乗るガンダムがなだめに入る

 

だがそんな言葉に止まるカミーユではない

 

ビームサーベルを抜く

 

エマ「びーむ・・」

ジェリド「・・さーべる!」

 

と良くわからない反応を仲良く述べる

 

・・・なんかビームサーベルってネタにされるよね

 

サーベル抜いて驚くシーンって他にもあったような気がする

 

ビームサーベルってもはや標準装備みたいなもので驚くに値しないと思うんだけども・・・

 

 

「錯乱しているな」とブレックス准将

 

クワトロ大尉も流石に暴走するカミーユを援護しながら、ライラやエマ等を相手にするには辛い

 

「私にバスクの言いなりになれと言うのか?」

「已むを得ません」

 

とクワトロはバッサリだ

 

「あのバスクがそこまで来ているんだぞ!」

「エマ・シーン中尉が戦いを嫌がっております」

「わかるものか!」

「わかります!」

「ティターンズを信用するのか?」

「彼女は信用できます」

 

クワトロ大尉からえらい評価されているなエマさん

 

まあ、人質作戦における反応は正直であったしね

 

クワトロはリック・ディアスから停戦を意味する発光体を射出する

 

だがクワトロとエマに抑えられてもなお激昂しているカミーユ

 

「男のヒステリーはみっともないわよ!」とエマさん

 

「目の前で、目の前で親を殺されたんだぞ!よくもそんな事が言える!!」

 

エマさん止める気あんのか・・・

 

流石に2機に押さえられたら大人しくならざるを得ない・・カミーユは沈黙する・・

 

ガンダムMk-Ⅱ3号機はカミーユ共々ティターンズに引き渡す事となる

 

バスクの言いなりってヤツである・・

 

帰還したクワトロ大尉

 

「フランクリン・ビダンを生かしておく事は決して無駄ではない、将来こちらのテリトリーに引き込む事も可能な訳だ」

 

とブレックス准将に声を掛けられる

 

「それで納得して頂けるのであれば、そう思ってください」

 

と微妙な返事

 

ブレックスの政治的な思考に納得いっていない風だ

 

「エマ・シーンはニュータイプなのか?」とヘンケン艦長

 

気になるご様子(・∀・)ニヤニヤ

 

「自分にはわかりませんが、ティターンズではないと思います」

 

クワトロ大尉の回答は、ニュータイプの能力的な話ではなく、考え方の話だろうと思う

 

ティターンズのスペースノイドを差別的な目で見る者達にはそぐわないであろうと

 

 

アレキサンドリアに帰還したエマさん

 

ガンダムMk-Ⅱのコックピットを強制的に開けカミーユとご対面

 

「答えなさい、ヒルダ中尉は乗っていたの?」

 

呆然とし答えないカミーユにエマさんビンタ

 

「いたの?いなかったの?」

 

デリカシー値が低いなこの子は・・

 

「見ればわかるでしょ・・」涙ぐむカミーユ

 

「ホロスコープではなかったのね?」

「3号機の指を見ればわかるでしょ」

 

エマさん、ガンダムの指を確認する

 

指先は黒く煤けているように見える・・

 

無理やりコックピットから出されるカミーユ

 

「放せよ人殺しども!行けっていうのなら一人で行くよ!」

 

怒り爆発

 

そして目線の先には父であるフランクリン・ビダンがいた

 

「父さん、母さんが死んだよ」

「ええぇ?」

「軍の作戦で殺されたんだ、この目ではっきり見た」

「本当なのか?」

「父さんと母さんは人質だったんだよ」

 

「ふふふふ」

 

何故か不敵に笑い出すカミーユ

 

父に窘められるも

 

「これで若い恋人とうまくいくね、マルガリータってさ」

 

「やめないか!」とビンタを喰らう

 

「本当の事だろ!!」

「なんで母さんが死んだんだ?」

「知らないよ!俺は母さんを助けようとしただけで、その母さんをやったのはこの船の連中だんだ!」

「バスク大佐が犯人だと言うんだな?」

 

そう言ってフランクリンはブリッジにいるバスクに詰め寄るも・・

 

艦内放送で一部始終を見ていたバスクなのだが

 

「愛人にとっては都合が良かったのではないのか?」

 

こう言ってフランクリンを封殺

 

なんだこの情けない父は・・・

 

母を殺された息子に、言われた言葉が愛人の件について

 

カミーユの軽蔑具合がわかると言うものだ・・・

 

完全に修復不能ですなビダン家は

 

 

ジェリドとカミーユ

 

「かあさん、かあさん、かい」

 

と連行されるカミーユにジェリドが噛みつく

 

「俺は知らなかったんだ、あのカプセルの中に君のお袋さんがいたなんて」

 

いけしゃあしゃあとぉ

 

「まだおっぱいが恋しい年頃だもんなぁ」

 

と大人とは思えない態度と言葉で挑発するジェリド

 

当然怒るカミーユ

 

「殴ってもいいんだぜ、いつかの空港みたいにな」

 

エマさんが無言でカミーユを制する

 

冷静になったのか

 

「そうだな、軍人の宿命だもんな」

「軍人は事態の善悪なんかわからずに上官の命令に従うんだもんな」

「許してやるよ!」

「僕はあなたが操るハイザックを押さえてみせた、それでもこうなってしまったのは軍という組織のサガだ」

「そぅいう組織を憎むことを僕は今日覚えたんだ!」

 

容赦ない言葉をジェリドに叩きつける

 

よくも冷静にこんだけの言葉を思いつくな、なんとも頭のよい少年である

 

そして完璧に負けたジェリド、死ぬほどカッコ悪い

 

カミーユに押さえられた腹いせに絡みに来たのだろうが返り討ちにあい、恥までかかされて散々である

 

人として大人としても、パイロットとしてもどん底

 

私なら数日は部屋から出たくないレベル

 

これがティターンズだ!

 

そして

 

「悔しかったらティターンズとして自尊心を持って、やることをやったら?」

 

エマさんからトドメを頂く

 

ほんと情けない

 

 

第4話 後半

 

恐ら今回の件でバスクに進言したのであろうエマさん

 

バスクに成功法でエゥーゴの新型モビルスーツを奪ってこいと命令される

 

嫌な奴だ

 

それにジェリドが便乗してきた

 

「大佐、ガンダムMk-Ⅱを使わせて頂けるのならば自分が汚名挽回をしたく」

 

「汚名挽回?」

「その言葉は実績を見せた者が言う事だ」

 

散々な評価を頂いているジェリドくん

 

まあ、そうですよね

 

ププ━(〃>З<)━ッッ!!!

 

「汚名挽回」なのですが、まあ散々ネタにされてますが

 

汚名挽回ではなく汚名返上であるのが正しいとされていて、このシーンやジェリドがネタとして出てくると取り上げられる事が多い

 

まあ、一概に間違いではない説もあり、ここで用途がどうとかは書かない

 

ジェリドが汚名を負っているって事が伝わればいいのだ

 

ちなみに劇場版では汚名返上に直されているんだけどね

 

 

一方アーガマ

 

クワトロ大尉とヘンケン艦長がエマ中尉が戻ってくると期待して、一時この空域に待機するのだと言う

 

大した評価だ

 

まあ、ヘンケン艦長とクワトロ大尉では、エマさんについて多少違った感想を持っているようだが(・∀・)ニヤニヤ

 

 

エマの脱走

 

エマさん、監禁されているフランクリン・ビダンに接触

 

彼にアレキサンドリアを出て、エゥーゴに行こうと持ち掛ける

 

承諾したフランクリンと共に、カミーユも連れ出すエマさん

 

腕を引こうとするエマさんだがカミーユは拒否

 

「子供じゃありません、ついていけます」

「ごめん」

 

エマさんの「ごめん」の言い方がちょっとカワイイ

 

ちょっとだけね

 

ノーマルスーツを得にロッカールームに入るエマ一行

 

カミーユとエマさんとで待機していたカクリコンとティターンズを強襲

 

ノーマルスーツを着た3人、パイロットを装い3機のガンダムに乗り込む

 

元々エマさんが戦闘指揮をとる手筈なので容易い

 

ガンダムに乗り、ビームライフルでハッチを開けろと脅す

 

散々に脅し、ハッチを開けさせるエマさん

 

無茶をするが、気丈な性格のせいか恫喝も様になっている

 

アレキサンドリアを出たガンダム三機

 

「どういう事だ、エマ中尉の謀反か?」とバスク

「カミーユ・ビダンとフランクリンをエマ中尉が連れ出したのです」とジェリド

「女狐めぇ」

 

まあ、自分の人望の無さに嘆くといいよバスクは

 

少しでも軍人としての誇りを持っているのならばエマの行動は理解できると言うものだ

 

ティターンズは私兵なのだ

 

 

離脱する3機に砲撃が飛ぶ

 

フランクリンのガンダムにビームが掠り、バーニアが少しやられ飛行速度が低下、ライラ隊に追いつかれる

 

前回ジェリドとやりやったとは言え、実質的に今回が初実戦のカミーユと、やはり初の実戦に慌てふためくフランクリンでは分が悪い

 

だがそこにクワトロ大尉のリック・ディアス隊が接近

 

流石に待機してたので対応が早い、ライラ隊を撃退し無事アーガマに到着したカミーユ達

 

「よく来たな」とクワトロ大尉が出迎える

「エマさんのお陰です」とカミーユ

 

クワトロ大尉はエマに対し

 

「エマ中尉、申し訳ないが君の心変わりが信じられない」

「ティターンすと言えば選ばれたスタッフだからな」

 

と試すように問う

 

「わかりますクワトロ大尉」

「何があったのだね?ティターンズで・・いや違うな君の中でだ」

「別に、私は自分が信じるように生きていきたいと言うだけで何も変わっていません」

 

やはり毅然と答えるエマ中尉

 

「そうです、エマさんはイイ人です」

 

カミーユにそう言われ初めて笑顔を見せるエマさん

 

カワイイねヽ(゚◇゚ )ノ

 

 

それに対しフランクリン・ビダンはリック・ディアスを触り

 

「いいモビルスーツだなこれは」とこちらも笑顔を見せる

 

「今はどういう時かわからないんですか」

 

怒りを露わにするカミーユ

 

 

≪まとめ≫

 

ティターンズを離れ毅然として自分の生き方を貫いたエマさんはカッコいい

 

そして、なんとも情けないジェリドとフランクリンとの対比が面白い

 

ジェリドはまだ若くこれからに期待はあるがフランクリンはあれでも親である

 

仕事にかまけ、愛人を作り妻に愛想を尽かされ・・・

 

最後には空気を読まずモビルスーツに夢中な姿を晒す

 

エマさんのお陰でアレキサンドリアから出られたのだ、もうちょっとカッコよい台詞でも吐けよと・・

 

カミーユの苛烈な性格は、こういった親への苛立ちや反動があっての事なのだろう

 

勿論、持って生まれたものもあるとは思うが・・

 

 

エマさんと、クワトロ大尉やヘンケン艦長の理解のお陰で3機のガンダムを入手したエゥーゴ

 

これはエゥーゴとティターンズにとって大きなターニングポイントとなる出来事なのである

 

ただ単に戦力が増しただけではなく、ガンダムMk-Ⅱに採用されている「ムーバブルフレーム」と言う技術をエゥーゴ側にもたらした事になるのだ

 

ムーバブルフレームと言うのは1年戦争時代のモビルスーツとは一線を画す画期的な技術で、これによりガンダムMk-Ⅱは高い性能をもつ事になった

 

詳細は後日にでも解説したいと思う

 

戦争と言うのは技術戦争でもある

 

それはミノフスキー粒子を用いたジオン軍の例をもってしても分かるというものだ

 

もうちょっとバスクはエマさんの心情を察するべきであった

 

 

そんな色々と事情が多い回であった

 

次回は問題の多いフランクリン・ビダンが暴走し、またカミーユが絶叫する事になる( ´(ェ)`)