126年を経て繋がった身内さんから、戸籍の束が送られて来ました。

先祖を辿るためには『改製原戸籍謄本』や『除籍謄本』等が必要になります。

請求は直系であると戸籍を繋げて証明できないと出来なくて、体調の悪さもあり一時お休み状態でしたが、身内の方が(じいちゃんの兄の孫)地元だからと頑張って役所へ出向いてくださったそうです。

で、来たのが上記の書類合わせて30枚近くの束。滝汗

 

私の方でじいちゃんの戸籍等の取り寄せをしても1枚、2枚くらいだったんで、本家筋なら5枚も来るかもなんて思っていた私がバカだった。「家督を継ぐ」という行為が昔の戸籍には見事に反映されていて、今の時代の戸籍しか知らなかった自分にはそこから斬新だった。いやいや、二度見三度見したのがここだった。

 

 

上矢印

曾祖父は天保生まれ滝汗

慶応は想定してた。でも、天保って??

慌てて元号を調べる無知な私。

 

 

 

天保10年生まれご先祖A氏。西暦に直すと1840年生まれ。

で、この曾祖父A氏の父上、続柄で言うと私の高祖父の○○三右エ門さんの生年月日は辿れなかった。

天保より上の元号のはず。

でも、戸籍を使っての調査はこれ以上は無理だった。

 

しかし、身内さんから「お寺の過去帳を見ればもう少し分かるかと思いますよ。」と言葉を頂き、ちょっとワクワクが増えた。

伊達藩に仕えていたのが事実なら、伊達藩はデータベースがしっかりしているので手がかりが得られるかと。

でも、なんだかんだで162年から182年へ遡ったなんて。

 

 

必死に古い戸籍を図案化しているけれど、私の脳の処理能力ではすぐにフリーズしてしまう。チーン

 

 

別にどんな身分でも何でもいいんですわ。

ただ、教科書でしか知らなかった時代を自分の先祖となる人が、何処でどんな風に生きて令和の今に命を繋いでくれたのか、考えるきっかけがあるだけで何となく自分の命と向かい合える気がしている。

 

今の時代には考えられない程、世の中が目まぐるしく変わり、昨日まで正しいと教え込まれ信じていた物事が、いともたやすく覆される。御上のお達しに「陰謀論」や「幕府・御上が我々のことなど何も考えてはいない」などと普通の人が口出ししたら、陰謀以前に御上に成敗されてしまう世の中だった訳で。

何でも疑問に思うことを口にできる今の世の中は確かに素晴らしいと思う。が、教科書に名の載るような偉人さんが考え「お前ら、今日からこうしてくれよな」って一方的に与えられるがまま生きるしかなかった圧倒的多数の先祖たちが今を作ってくれたのも(事の善し悪しは別にして)事実。色々なことがあって、嬉しいことも悲しいことも、もうダメだって覚悟を決めた時も多々あったと思う。そんな中を歯を食いしばり生きてくれたおかげで…

 

今、私がこうして生きている不思議。