昨夜はあまり調子も良くないし、娘の補習の送迎もあるから早めに寝た。

深夜3時に腹痛で目覚めトイレの住人になって、その後6時過ぎまで眠れずにいた。

一度はPCを立ち上げネットをチラ見したが、

 

岡田准一

赤紙

レッドカード

……

 

今思うと、こんなキーワードがあった気がする。

 

やっと起きて本格的に起床し、改めてネットを見るとあらら。

岡田君、ついに結婚するのね。

そのご報告の手紙の入った封筒が赤くて、フライングで受け取ってしまった人が画像をupして、それを見たファンが

「ちょっ、待ってって。え、えっ??24日にウチにも赤紙が来るの?」

「24日、レッドカードでとどめを刺される云々」

と、騒ぎになっていたらしい。

さっき見たら、阿鼻叫喚ってこういう状況を言うんだなって体感した。

 

 

私もV6のファンクラブに入っていて、長野君の結婚報告のカードを受け取ったけれど、ついにと言うか、岡田君のも受け取ることができるとは、半信半疑だった。

でも、母子家庭で苦労しながら、ジャニーズ入りしてあそこまで頑張ったんだもん。

今まで散々、夢も貰って楽しませてくれた訳だし、おばさんファンとしてはおめでとうと言いたい。

結婚を機に、男の色気をもっと醸し出して欲しいと思った。

 

と、書くと「なんて物わかりの言いババァなんだ」って思われそうだが、ショックはあったわ。

やけ酒は飲めない身体なもので、思わず養命酒を買って来て、早速、キャップに一杯、一気飲みしたわ。

不安定な母を横目にしながら、娘はクリスマスにと貰った小遣いを手にアニメイトに走った。

亭主は自室に籠って私と目を合わさないようにしている。(野生のクマかよっ!ムキー

夜、やはりアルコールはダメなので、取りあえず甘酒を買った。

今夜は麹菌で祝杯。

 

結婚したからと言ってファンを辞めるとか、嫌いになるなんて、それは本当のファンじゃない。

本当のファンは彼の幸せを願うはず。

 

 

 

娘の補習のお迎え途中で、札幌のはずれにある某鶏の半身揚げ屋さんに行った。

ここでは半身が何と500円で買えるとあって(味も義母のヨシエ・仮名と同等のレベルのおいしさ)開店と同時に行ったら、既に数百は売れていた。ケンタッキーってのも候補としてあったんだけど、実は初冬のある日。

 

亭主も休みで家にいて、みんなが揃っていて、私だけが用事があってチャリで出かけていた。

帰りにケンタッキーの前を通り過ぎたものの、家族で食べようかなって給料後でちょっぴり重くなった財布を手に、ウキウキしながら店に入った。

 

店には二つのレジが並んでいて、右のレジにはイケメンの兄さんがいて、私は躊躇うことなく右へ並んだ。

さぁ、売り上げに貢献しちゃうからねっ!と、心の中で叫びながら私は「チキンをバーレルでください」と元気よく言った。

久々のバーレル買い。私の瞳は輝いていたと思う。

しかし、このイケメン兄さんは私の笑顔に被せるように自らも笑いながらこう言った。

「店内でお召し上がりですか」

 

 

 

店を出ると、小雨だった雨は雪に変わっていた。

精神にダメージを受け、脳が酸欠にもなっていて私はバーレルを手に深呼吸をした。

鼻の穴に小さな霰の粒が大量に入って、鼻の穴で溶けてじわじわと流れ出る。

その水を手の甲で拭いながら「クリスマスはここでは買わねぇよ」と、誓った。

 

さて、甘酒で乾杯しようっと。