やっと娘が冬休みに入ったけど、補習で休みはしばしお預け状態。
でも、明日以降も娘の怒涛の通院(場合によっては手術のために入院)は続くし、凍った路面を踝をギプス固定した足では歩けず何もできない。考えて考えて考えて考えて出した結論がこれ。
ギプス勝手に外した。
そう、少し前まではこうだった。
骨折具合から、最短でも年明け第二週に結果が良好ならば外すと言われていたけど、仕方ないや。
個人病院だけど近年まれに見るほどの腕も人柄も良い最高の先生だったけど、患者としてやっちゃいけないことした訳で、もうあの先生には会えないと腹をくくってギプスを剥ぎ取った。
痴呆症だの自閉症だのって家族にいたら、正直こんなものを付けて安静になんてできるはずもない。
痛いけど椎間板ヘルニアの術後よりは痛くはない。
で、しつこくカラオケの続きを……
趣味で知り合った年上の男性がいる。
博識で偉ぶらず、私の希望を叶えてくれる素敵な人だ。
私が本格的に八百一の世界に足を踏み入れようとした時(小説を書くんだけど)、何もわからなかったもので彼に相談した。
受話器の向こうで彼は絶句しながらも、数日後にどこからか入手したDVDを数枚、送ってくれた。
映倫が介入しているであろうそれは、私の想像をはるか斜め上に駆け上がり大気圏突破する勢いの感動と言うか…まぁ…だった。結果、私は妖怪になった。
その彼が酒を飲んでいる時もシラフの時も、ご機嫌な時に必ず話題にしたのがこのアニメだった。
「小学生で社長で、銃撃戦をする度に『社長、これでは経費がオーバーです』って専務だったかに叱られてんだよね」
この話題を受け止め、対話できたのは私だけだったので彼はいつでも気を良くして、このアニメの話をした。
何もわからない亭主の横で二人で「トライダージーセブンっ!」って盛り上がっていた。
カラオケはキリがないから、ここで切り上げます。
最後にネットの海で拾った有難い言葉を。
優しい悪魔