菅原道真公の本を読んだけれど、止まらなくなった。

更に追加でこれも購入して読みふけってる。

 

『太宰府紀行』は、太宰府に行く前に読むべきだったと深く後悔。

限られた滞在で、家族みんなの意向もあるから自分の好みばかりは押せなかったけれど。でも、この本を読んでいたら亭主娘と別行動をしてでも、太宰府で一日過ごしていたと思った。

『時平の桜、菅公の梅』は、タイトルの通り、藤原時平と菅原道真の対立から闘い、そして太宰府への左遷まで、わかりやすく描かれている。

ふたりのバトルを読むのならこちらの本がいいし、道真の半生に触れたいのならば先にupした『菅原道真 見果てぬ夢』が面白いかと思われ。ウインク

 

で、こうしてじわじわと家庭内に道真公関係の本が増えて来ると、自然と亭主の目にも留まる訳で。本がきっかけで亭主に今、自分が道真公をモデルにした話を書き進めていると知られた。

亭主は私の趣味を詮索したり止めたりはしないが(寧ろ手伝ってくれる)、今回ばかりは様子が違った。

以下、亭主と私の会話。

 

 

「道真さまをネタにしたBLなんて、あなた、なんて恐れ多いことを……」

「いや、BLじゃないし真顔

「道真公は脱がないんですね?」

「脱ぎませんっ真顔

「男同士なんでしょう?」

「相手は白梅の精で、性別はないです真顔

「18禁じゃないんですね?」

「本にしたとしても、安心してご家庭に持ち帰って子供の前に置けるレベルです真顔

 

亭主は滑稽なほどに道真公を恐れていた。

で、先日早朝のこと。

試される大地に雷鳴がとどろいた。

私は朝5時にはキッチンに立って弁当を作っていて、音と振動に割と近くに落ちたと思った。しかし、亭主は顔に立て線を入れて起きてきた。

 

「これは道真公が怒って雷を……ゲッソリ

 

私の所に来るくらいなら、時平の血筋の所に行ってるだろうにと思った。

今後、雷被害は全て私の責任になるのだろうと思うと、ため息が出た。