ほしかった兄弟、姉妹 ブログネタ:ほしかった兄弟、姉妹

祝!我が家にネコ様姉妹がやって来る!!
ブログネタ、人間限定か?まぁいいや。ついに我が家にネコがやって来ることになった。明日、生後4か月の姉妹がついに新しい家族となる。ぶふふふっ……

ゲロブーが亡くなり、何十年ぶりかのネコ無し生活。寂しさについに耐え切れず先週から探し始めたけれど、なかなか縁がなかった。里親募集の催しにも出かけたけれど、色々と制約があって今は簡単に貰い受けることは出来ない。亭主の仕事の不規則さと身内に余命いくばくかの高齢者が身内にいたりで、里親募集のやり取りが出来ない。しかし!昨日のあの「千年ナラの木」に祈って一日でまさか願いが叶うとは……(詳しくは昨日の記事『取りあえずみんなが幸せになれるようにと千本ナラの木にお願いしてきた』を参照のこと)

現状を打開したのは姑のヨシエ(仮名)だった。ヨシエ宅にはネコが二匹いる。喘息の亭主がいなくなって今は思う存分、ネコ生活を楽しんでいる。(亭主は私と結婚後、幾度も喘息の発作を起こしていたが、ネコを飼い始めてから喘息は完治した)先日、トウモロコシ狩りに行った際に「この家には二匹も猫がいるのに、どうして我が家にはネコがいないんだ?こんな不公平なことが許されるのか!?」と私が文句を言った。翌日、ヨシエは娘であり亭主の妹であるノリコ(仮名)にそれを伝えた。ノリコは亭主の一歳年下で元族の頭の旦那がいる。夫婦共にサッパリした性格。でも、二人して何故か私を怖がっている節もある。聞けばノリコの家でもつい最近、家の前でカラスに襲われている仔猫を保護して、そのまま家族にしたと聞いた。ノリコの夫は大のネコ嫌いだったが今ではそのかわいさにメロメロになっているという。我が家のネコ不足を聞きつけ、ノリコは自分の情報網を駆使して一日で生後四か月のネコの姉妹を探し出し、明日ここへ届けてやると言ってきた。強力なヨシエのバックアップの元、妹夫婦にまで後押しされた亭主はもう高須クリニックの院長のように「yes」としか返事の選択肢がなくなっていた。毒母にはまだ知らせてはいない。必ず文句を言うことは想定済み。でも10分もしたらもうメロメロだと確実に言える。明日は朝から姉妹を迎える用意のために買い物に走ることとなる。あぁ、ちびりそうなくらいに嬉しい。


「私、昨日の千年ナラの木を触って“ネコ”って呟いたんだよね」と言うと亭主は「一度しか言わないのに、どうして一度に二匹も来るんですか!?」と言った。「…大事なことだから二回言ったんだよ。“ネコ、ネコ”ってさ。だから二匹で計算合うじゃん?」犬の糞を踏んだくせに偉そうなことを言ってと内心毒づく私。何だかんだと言いながら、事情を知らない毒母以外、落ち着かない秋の夜を迎えている我が家である。


そうそう、ネコとは関係ないけれど実は今日、落とし物を拾った。スーパー前の駐輪所。私の自転車の前輪の所に銀行の通帳が落ちていた。自分の持っていた通帳と同じだったので一瞬、自分が落としたのかと慌てたが名前を見ると知らない他人さまだった。悪気はなかったが中をチラッとみたら8桁もの数字が記帳されていた。「うわ、うわっ!」一人他人の通帳の数字で盛り上がりながらも、すぐにその銀行までチャリで走って窓口に届け出た。金、持ってる人は持ってるんだなぁ。

以前、東京のコミケに行った時、駅で折りたたんだ千円札数枚を拾った。東京人は早く歩くだけで足元みないんだな。拾ってそのまま駅員に事情を話して渡したら、一緒にいた人(東京人)から「どうして届けたんだ」と執拗に言われたことを思い出した。どうしてって他人のもの拾ったら届けるの当たり前じゃねぇのか?その金があれば食事ができたとかあれも買えたとか言われて、何だかえらく嫌な気持ちになったものだ。たった数千円ちょろまかして、誰かが見ていたかもなんてドキドキするくらいなら、ちゃんと届けてすっきりしたほうが何倍も精神衛生にいいと思うけど、どうなんだろうか?私は金はよく拾う。財布とかキャッシュカードなんかも。でも、必ず届ける。そのせいか、自分が物を無くしても有り難いことにほとんど自分の手元に戻ってくる。私のプライドは数千円や数万、財布や人様のカードなんかと天秤にかけたりはしないし、今後もする気は毛頭ない。