ブログネタ：保健室の先生、キレイだった？
私はキレイだった（キレイ） 派！
高校の保健の先生は元従軍看護婦だったおばあさん先生だった。明るくて凛としていて、男子生徒からも絶大な支持を受けていた素晴らしい先生だった。修学旅行へ行く前には、なぜかこの先生から色々と注意を受けることとなっていて
「いいですか、東京には怖いオア兄さん、オア姉さんがいますので、目を合わせず歩きましょう！」
と、真剣に話す。茶化すものは誰もいなかった。能天気な私たちでも、従軍看護婦だったこの先生の人としての歴史を考えると、冗談言って笑ったりもするけど、馬鹿にすることだけは本当になかった。
やがて退職されわが北海道から関東の娘さんの元へ転居された。なぜか私だけが年賀状のやり取りをしていたが数年後、亡くなられたとお嬢さんから丁寧なお葉書をいただき先生とのおつきあいは途絶えた。歴代校長も誰一人、この保健の先生には頭が上がらなかった。今も時々、思い出しては微笑んでしまう。
で、その後に来た学校出たての若い先生。化粧が濃くて男子に媚びて前任と比べるのも申し訳ないくらい酷い人だった。私が体調を崩し保健室で休んでいた時、私の食生活や睡眠についてあれこれ型どおりの意見を頭ごなしに言ってきた。アル中の毒母が明け方、やっと眠ってくれたのに、飯の支度やら何やらでキッチンでガタガタ出来ないし、そんな親がいる家庭では安眠など出来るはずもないと言うと一言、
「そんなの私に関係ない。機転の利かないあなたが悪い」
と、言われた。アンタさぁ、アル中患者と暮らして御覧なさいよ。毎日、死ぬか生きるか、殺されるか逃げるかの選択肢の中で生きてるんだぜ。飲み屋やってた時なんて、アル中じゃなくて覚せい剤中毒のバカが暴れて自宅まで押し入って大騒ぎされて、警察に電話したら
「今、パトカー出払ってるんですよねぇ。うーん、あと30分もあれば行けるかと」
なんて言われたんだぞ。（実話です、だから私は田舎が嫌いだ）
いつ保健室を覗いても男子生徒とだけはしゃぐこのバカ先生に見切りをつけて、私は保健室にはいかなくなった。私の卒業後、このバカは何と、体育などで不在の生徒の財布を盗んでいたことがバレて学校から消えたと聞かされた。
戦後70年、今年はよく先生を思い出す。年齢に関係なく女性をきれいだと思ったのは、あの先生が初めてだったのかもしれない。
あと、この話題と関係ないけれど、書きかけの小説。私は一行110文字で調子がいいと200行ひと区切り、最近は目の関係で100行区切りを目途に更新してたけど、昨日から今日にかけて書いた100行が消えていた。「Null文字を含むファイルです」
これを読んで笑っている人、いると思う。こんなの初めてで慌てて対処法を探したけれど、探しても探しても「それって消去されてるからおしまいだわ」
という無情な書き込みしかなかった。帰宅した亭主にもお願いしてあれこれ頑張ってもらったが、やっぱダメだった。まぁ、娘の卒研資料が消えなかったのは、本当に幸いだったけど。
消えたのは小説最後のエロ描写だった。大団円になってのエロ。でも、ちょっと意地悪も差し込んでいた。こんな小説書いているけれど、実は正当なエロ描写はすごく苦手だったりする。やっぱ凌辱したりアブノーマルだと指が動くんだなぁ。恐ろしいほどに。（苦笑）
また、体調みながら書き直しです。朝チュン描写考えた人って素晴らしいと思う。
- 保健室の先生、キレイだった？
- キレイだった（キレイ）
- そうでもなかった（そうでもない）
