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北海道の小学校の運動会は5月末に一度、盛大に行われる。神奈川で育った私は5月に行われる『春の小運動会』と、10月10日に行われる『秋の大運動会』があり、春は午前で終わる小規模だが、秋は学校にもなれて競技内容も春よりは高度なものとなる。そのイメージのまま札幌で親となり、運動会が年に一回、それも5月末だと知って私は大いに驚いたものだった。
大掛かりな弁当を作り入れ込んでの花見は結婚前も結婚後も何故かない。友人と電話やメールで「花見行こうよ、花見!」と言葉は出るが、みんな忙しくて実行できないまま現在に至っている。花見の代わりに私は娘の運動会での弁当作りには力を入れた。朝5時前からキッチンに立ち娘の好きな物を中心に弁当を作り始める。面倒くさがりなダメ母だったが、下手なりにこの日は私もウキウキしていた。しかし、6年生になってからだった。難病に侵され始めていた私の身体はついに思うように動くことが困難となり、悔しいながらも近所の仕出し弁当を頼むこととなってしまったのだ。
「我が子の弁当くらい作ればいいのにねぇ……」
亭主にも話してはいなかったが、実は随分とそう陰口を言われた。聴こえる様に言うのだから陰口ではないのだが……(苦笑)おにぎりだけは全力で作った。海苔の付いたおにぎりとのり巻き、いなりずしを娘は食べることがどうしても出来なかったのだ。今もこだわりがあって弁当には入れられないままだ。ごま塩で握ったおにぎり。大きな私の手で握ったものは、市販のものよりかなり大きいが、娘はそれを喜んで頬張ってくれる。運動会もなくなり、私は日々の弁当作りに追われる日々。今年はチワワ君のお宅を誘って、お弁当を持って花見に行きたいと密かに思っている。

友娘「ねーねー。男同士は薔薇で、女の子は百合なんだよ」
娘「えっ、知らない。本当!?」
一歳違いの中学生女子会の話の内容は怖い程にえぐい。

友妻「ヤマト君読んだんだけど、これがハマってしまって……かわいくてもう!」
私「裏やら色々あるらしいけれど、もう黒ヤマト君まで行って欲しいね。
 実は僕、こうしないと萌えないんです。ごめんなさい、領さんっ!ってムチふるって」
チワワ君妻は最近、ヤマト君にハマり始めている。妻同士、妄想は際限なく広がっていく。

亭主「食材も買って、ちゃんと作っていると思うけれど、なんで最後、あの味になってしまうんだろう??」
友亭「オレにふるなぁ~!」
大雑把な性格の嫁を抱えた、高校からの親友である両家の亭主たちは、いつでもうまい飯がくいたいと願望をぶつけ合い、いかに自分が虐げられているのかをいつも競い合うように話している。
桜の下で交わされる話題はもう、見えている。(笑)

大切な人と過ごしたい、桜の下でのささやかな宴会。
「来年はこんなもの、持ってきたいね」
と、チワワ君家族はいつでも私にさりげなく未来を見せてくれる。
明るい彼らはきっと、桜の花の群れをスクリーンにして私にたくさんの夢を見せてくれるだろう。
桜は来年への約束。いつもありがとうね、Mちゃん。

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