立体を作って図面を作る(適当)仕事を辞めました。
本当はもっと早く抜けるつもりだったんですが、
人手不足と工程延長でここまで残ってしまったのです。
仕事自体は悪くはないと思うのですが、
私にとっては長い時間になる満員電車通勤がじわじわと
体と頭を蝕み、ノイローゼ気味になっちゃってました。
この辺で、リセット。
さあ、次はどうするか。
とりあえずは情報収集しつつ、しばらくやれなかったことを
やろうかと。
例えば読書。
仕事しながらでも本は読んでたのですが、
ペースを上げようかと。
ノルマも決めてますが、達成不能な日も当然あるだろうから
公言しません。あくまで目安。
大事なのは内容ですしね。数は自己満でしかありません。
もっとも、一定数までは数も重要ですけどね。
他にもいろいろありますが、思いつくほど以前の思い付きを
トコロテン式で順に忘れている気がしますので、
書き出しておこうと思います。むしろ、大変なのはこれから。
実家に高校時代の同窓会の誘いが届いたらしい。
(ピー)歳の門出に集まりましょう、とかなんとか。
正直、行きたくない。
いや、同級生には会いたい。
卒業式や大学時代でそれっきりの人たちの今はどんなものか。
どんな顔になっているか。苦労してるか幸せか。
一度じっくり話をしてみたい気はする。
しかし、「集まり」に行きたくないのだ。
集団は苦手だ。気が散るし、しゃべり辛い。
飲み会などで「面白い人とずっとしゃべっていればいい」と言う
人もいるが、それだと合コンみたいだ。
相方を探さねばならないのか。知り合いの中での
恋人探しは面倒である。
まだ理由がある。
私にとって高校時代はまさに「暗黒時代」だったのである。
どこが「暗黒」かというと、与えられたことは何も出来ず、
何も憶えられず、好きなこともやれず、どうすればいいのかも
分からなかった。
そしてなにより、精神年齢が全く「成長」しなかったのである。
まるで世界が見えず、とりあえずその場をごまかすことで
精一杯であった。当然、ごまかしではなにも開けない。
疑心暗鬼と自己嫌悪に陥り、光を求め続けもがいたが、
結局出口は無かった。
かの地に対し私はあまりに準備不足な登山者だったのであろう。
そういう経緯で、一人ひとりの同級生に会うならまだしも、
クラスで会うというのは当時の情景をリアルに髣髴とさせて
しまうのである。そうなると私は冷静でいられる自信がない。
しかも、3年間ふられ続けた女性までそこにはいる。
別に今更未練があるわけではないが、結婚しただの、
子供が出来ただの、下手すりゃ太っただの、
そんな話を弾丸の如く聞かされた日にゃ混乱は必至だ。
単独で会うならまだしも、クラスで会ったら当時の光景と
混ざって悶絶の可能性大。
そんな同窓会なら、行かなきゃそれでいいと言われそうだ。
しかし、本当の問題はこれからなのだ。
人というものは、自分をよく見せたがる。
しばらく会ってなかった知人が相手なら、尚更であろう。
昔より落ちぶれていれば、惨めなことこの上ない。
その辺の努力やもがきの経緯を相手が知らないだけに
「何をやってたんだ、あ~あ」というフォローのしようがない
気まずい雰囲気にえてしてなりがちである。
そういう状態は勿論避けたいわけだから、人は幸せそうに
振舞う。もしくは「おまえらなんかにゃわからねーよ」と
お高く留まったりするわけだ。
その時はそれでやり過ごそうとするわけだが、
後で一人になった時、惨めさがどっと押し寄せる。
この気分は知っている。
あの「暗黒時代」のごまかしの日々。
それと全く同じだ。
あの嫌悪感はもう味わいたくない。
それならどうすればいいか。
ありのまま。
ありのまま、威張らず、悪びれず、落ち込まず、
相手への思いやりをもってお互いの無事を喜び合う。
自分も、相手も、今が何者だったっていい。
日々を必死に生きる者に貴賎なし。
言葉で書くのは簡単。
ありのままほど難しいものはない。
一人でいる時のようにぽんより出来るわけがない。
こういう土壇場こそ、人生の経験消化度があらわになるのである。
私は行きたくない。
でも、だからこそ、行ってやろうかと思えた。
そういや親父が電話で「どうせ行かんやろ」と
投げやりに言っていた。腹が立った。
行きたくないのは合っているが、
その背景をどうでもいいと思っている。
「しょうもない意地」と思っているのであろう。
確かにその通りだ。
しかし、その「しょうもない」に人間はどれだけ
足を引っ張られるか。
勇気は大事だ。でも、ごまかしてもダメだ。
思考停止しない。
ちゃんと傷ついたことを認めて、前に進むんだ。
そうしないと他者の気持ちなんて汲み取れるわけがない。
人間はプライドなしで、生きてはいけないのだから。
プライドとどう付き合うかが大事なのだ。
今まではこういうイベントに、怯みつつも
少々期待しながら行っていた。
結果は、特に何もなくとも、やはり何かに傷ついていたのである。
期待はもうよそうと思う。
そして、傷つくのを覚悟で行く。
そして、傷ついて、今より前進する。
30回、具体的な行動で傷つけば、
1つ、具体的に前進する技術を身に付けられる。
ビジネスのある法則をもじったものだが、
私はこれを信じている。勿論、考え続けての上の話だ。
30に1つは少なく感じるかもしれないが、
その1つは一生使えるツールだ。きっと何かが変わるだろう。
これからは逃げない。自分の痛みを恐れる弱さから。
今日は友人と彼の地元の花火を見に行った。
単発続きのパートはすこしダレたが、
その後の欲求不満を爆発させたような連打は
胸に響いた。見返りのある我慢はいいものだ。
予定より10分早く終わる。
連打のしすぎか。我慢が出来なかったか。
しかし、その後夕立があったので、それを見越して
連打したのかもしれないと今は思う。
それより、花火で雨が降ることはあるのではないか。
雨雲は空気中に塵がないと雨を降らせられない。
まあ、塵がない、というシチュエーション自体ないだろうが。
中国では雨雲にロケットを打ち込み雨を降らせたりする。
内陸の乾燥地帯では雨の有無は死活問題。
花火もそれと同じ効果があるのでは。
すぐ止んだしね。ぐずついてはいたけど。
花火の後、一緒にご飯を食べてカフェバーに行く。
初めてここのカウンターに座ってみる。
カクテルとビールを頼み、バーテンの静かで華麗な動きを
見ながら会話を交わす。
オレンジ色を写した鏡面壁を見ながらしっとり、2人で
酒を飲む。
こういうのもいい。
酒はそんなに得意じゃないけど、たしなむぐらいは可能。
雰囲気を飲むというか、空気を肴にするというか。
こう書くとキザだけど、皆大小あれ、そうではないでしょうか。
こういう店のカウンターに一人で座って一杯できれば
楽しいだろうな。今の私にはまだその貫禄はないです。
いつかはそんな余裕が欲しい。
私の欲しいもの。
行きつけのバーや居酒屋。喫茶店。
そこに行けば、仲間の誰かが必ずいる。
そんな店。
談笑してもいいし、何も言わずに酒を酌み交わしてもいい。
ダラダラ居つくのは嫌だけど、
一日の無事を分かち合える、
そんな店。
もしあなたがそんな店を持っていたら、
きっとそれは人生で大事なものですよ。
と、思う。
昨日ルパン三世やってましたね。
私はルパンを見て育ったといっていいくらいルパンの
影響を受けています。小さい頃のイメージとオーバーラップ
します。
でも、昨日のルパンは途中で見るのをやめてしまいました。
一応チェックしてみようと思ったのですが…
パート3が終わってからのTVスペシャルは全部駄作です。
全部見たわけではないので、中にはいいのもあったのかも
しれませんが…30分ならともかく、2時間は
見られないでしょう。
私見を述べてみましたが、もうちょっと具体的な話を
してみたいと思います。
名づけて「ルパン百面相」。
40年経った作品ですから、シリーズそれぞれ、さまざまな
矛盾が出てきています。
原作のルパン、アニメのルパン。すでにこの2つが
全然別物だし、アニメの中でも作り手で設定や演出は
勿論、キャラクターも違います。
この辺のことは、古くから議論され続けてきたことです。
まず、最初にアニメ化された折に視聴率低迷の煽りを受けた
路線変更。
原作のダークなイメージを幾分受け継いでいたルパンは
宮崎駿氏達によって明るいドタバタルパンになります。
現在のルパンの大方のイメージはこれを引きずっています。
次に5年以上空けて、パート2が始まります。
これも最初は原作のイメージを幾分考慮していましたが、
話が進むにつれ、作り手によって随分個性が分かれるように
なります。結果的に、皆で「俺ルパン」を競うような
展開になりますが、それが却ってよかったのか、
全シリーズ中でもっとも長期の作品になります。
有名になりすぎたルパン三世のテーマは
本来はこのシリーズとその前後の映画のテーマソングでした。
その後のパート3も原作を意識した改革作品で始まりますが、
やはり結果は前作の如くでした。
パート2が放送されている時、同時に映画化が進行します。
それの1作目が5月頃に放送された
「複製人間(マモーのやつ)」で、
この作品はかつてのハードボイルド映画が積み上げた
スタイリッシュな感覚を受け継ぎ、かつデザイン的な
絵柄で古びない工夫をしています。
キャラクター的にも、当時のパート2のコミカルさを
受け継ぎつつ、どこかダークな時代のルパンの匂いも
取り入れた作品の橋渡し的な役割も担っております。
この次の映画は一番有名な「カリオストロの城」です。
これもパート2放送中に公開されています。
誰もが知る宮崎駿の作品で、彼しか作れない
体がワクワクするような演出はここでも発揮されています。
このルパンは今までのキャラクターと違い、
パート1からリアルタイムで歳をとってきた設定です。
だからルパンは以前より成長しています。
大人になったということです。
その後、鈴木清順氏を監督に起用した
「バビロンの黄金伝説」が作られ、
その後も劇場版はいくらか間を置きながら
作られていきます。
TVスペシャルの方はパート3が終わった数年後から
始まりました。現在はほぼ毎年新作が作られているようです。
この作品群は上記で述べた通り、作品によって
かなり毛色が違います。
その辺がファン達の議論を呼んで、
「こんなのはルパンじゃない」という意見が飛び交います。
主なものを上げると、まずは原作一番の方。
「原作者モンキー・パンチの世界に沿うべきだ」というものです。
次に、パート1初期のダークイメージ推奨の方。
原作一番とかぶる場合もありますが、これが本来の
ルパンであるという意見。
はたまた次は「宮崎ルパン」推奨の方。
あの人が携わったルパンが一番、パート1後半や、
「カリオストロの城」大好きという方です。
あとはパート2の印象が強いので、あの西海岸的独特の
雰囲気が好きという人もいるでしょう。
この辺が主ではないでしょうか。
その中の議論で有名なのは、「宮崎ルパン」への批判ですね。
「宮崎ルパン」というように、宮崎駿の色が強い
ルパンを批判する意見です。
ダークさやある種の下品さが消えたルパンを
ルパンとしないという意見は昔からあります。
とまあ、かなり乱暴に作品のあらましを述べてみましたが、
その辺の詳しくはルパンフリークやネット、書籍に
任せるとして私が言いたいのはここから。
私の好みをまず上げておくと、
一番は映画第1作の「複製人間」です。
理由は上の説明を読んでください(笑)。
他には「カリオストロ」「パート2」と続きます。
「パート1」も好きですが、この良さが分かってきたのは
大きくなってからですね。
逆に評価しないのはTVスペシャルです。
ルパンうんぬんの議論以前に、話も演出も面白くないんです。
どの辺が一押し美学なのかさっぱりわかりません。
好みを言ってはみましたが、それ自体は重要ではありません。
人の好みは千差万別。大事なことは、底上げしていくべき
技術であり、思想哲学なのです。
ルパンに何を求めるんじゃと言われそうですが、ルパン三世に
限らず、作品には大事なことです。
今ルパンを作るからには以前の作品より「いいもの」を
作るべきです。過去の情報を消化して新たなエネルギーと
すべきです。
なぜそうすべきなのか。
哲学的に考えれば、答えの終わりはありません。
でも、見る目を養い、技術を上げる。
それが文化の質を上げていくことなのです。
TVスペシャルを評価しないのはそこです。
安い絵柄でもいい、「やられた!」という作品が欲しいのです。
そうでなければ、過去の作品をビデオで観ればいいだけの
話ですから。
と、きつい言い方をしてきましたが、
ルパン議論について、言いたいこと。
私はどのルパンが好きでもいいと思います。
原作者の立場になればそうはいかないのでしょうが、
それを言えばモーリス・ルブランだって怒るでしょう(笑)。
そのルパン三世原作に、実はルパンの普段の顔は既に
変装であるというシーンがあります。
本当の顔は誰も知らないと。
本当かよ。まさか。
それで、いいと思うのです。
それすら嘘か本当か分からない。
神出鬼没、謎の存在、ルパン三世。
おちゃらけたルパン、ダークなルパン、大人なルパン。
どれもが本物、もしくは偽者かもしれない。
そういう怪しさを楽しめばいいのではないでしょうか。
押井守氏がルパン映画製作を依頼された時、
ルパンは本当はいなかったという話の脚本を出して
没になった(笑)という話を読んだことがありますが、
もしその映画が実際に作られていたとしても、
私は観たいし、それを許します。
だってそれも本当かどうか分からないところが面白いのですから。
都市伝説のように楽しんでいけたらいいと思うのです。
昨日、NHKBSでアニメ「フローネ」が終わりまして。
次は「名探偵ホームズ」です。
実は私、フローネ以上にこれをちゃんと観た記憶が無くって。
いくらかは見ているはずなんですがねぇ。
テーマソング憶えているし。
宮崎駿氏が結果的に数話にしか携わってないからでしょうか。
実はこれ、1984年の作品なんですね(初期は1982)。
もっと古い作品かと思っていました。
ということは、ルパン三世パート2よりずっと後!
スタッフが大分かぶっているせいか、
かなりよき時代のルパンの匂いがします。
あと、オープニングがすごくかっこいいんですけど。
こんな特徴あるオープニング他にないです。
これは宮崎駿が担当した話の映像ですかね。
絵だけで十分楽しいです。
もうすぐ宮崎駿の話が放送されるので、楽しみです。
ルパン2部後ということは、宮崎ルパンと同じ、もしくはそれ以上の
クウォリティなのでは。だったら必見。
