小澤怜史 覚醒? | 燕党の宴

小澤怜史 覚醒?

 

 小澤怜史がイイ

 

 今期はリリーフでの登板が主だったものの、

 先発投手陣の相次ぐ離脱により先発にまわると、4試合23イニングで2失点。そして3勝。

 

 元々、持っている球はスバラシイ。

 が、以前の小澤は簡単に2ストライクをとれるのになかなか打者を打ち取れない。

 そうこうしている内に四球を出したりヒットを打たれたりで球数が増えて、

 結果、そんなに悪いようには見えないのに防御率が4点を切れない。そんな印象だった。

 

 最近の小澤は一味違う。

 以前は150キロに迫っていた真っすぐは、140キロにも満たない。

 が、抑える。昨日の試合では6回降雨コールドとは言え完封。球数も75球とまずまずまとめている。

 

 前々回の登板は6回無失点とは言えまァまァモタついた印象だったし、まだまだ課題はあるかもしれない。

 が、覚醒は言い過ぎかもしれないけれど、何かコツを掴みかけているように見える。

 

 酷いチーム状態にあって、少ない楽しみの一つなのです。