諏訪大社 上社本宮 | 燕党の宴

諏訪大社 上社本宮

 諏訪大社シリーズ完結編。

 諏訪大社 本社本宮
 諏訪大社最後の一社は上社の本宮です

 「上社」で、しかも「本宮」だし。
 他の四社に較べて明らかに凝った造りだし。
 やっぱり諏訪大社の中でも一等上の位置づけなんだろうな。とか思っていたのですが、
 四社の中には社格的な差はないんだそうです。

 諏訪大社 本社本宮 諏訪大社 本社本宮
 左)特殊な造りの本宮。この入口御門から入り
 右)布橋と呼ばれる回廊を進みます

 この布橋、古くは大祝のみが渡ることを許されていたそうです。

 諏訪大社 本社本宮 諏訪大社 本社本宮
 左)布橋から見えるように安置されている不思議な道具。御柱祭の木落としで使うメド梃子
 右)摂社末社の遙拝所も布橋の脇にあります

 諏訪大社 上社本宮 諏訪大社 上社本宮
 左)何食わぬ顔で大国主の摂社も並んでますね。諏訪の主神の父にして、出雲大社の主神です
 右)四脚門。大久保長安が家康の命で建立させたもの
   古くは大祝がここから拝殿に登ったそうで、現在でも重要な祭事の時にしか開かないとか

 諏訪大社 上社本宮 諏訪大社 上社本宮
 左)拓けた空間に出ました。奥のが参拝所。拝殿ではないんですね
 右)こちらは勅願殿。守屋山へ祈願するための建物

 諏訪大社 上社本宮
 …ってか、この馬(?)は何だろう??

 諏訪大社 上社本宮 諏訪大社 上社本宮
 左)参拝所の奥、斎庭を挟んで拝殿が見えます
 右)拝殿の脇に見える神饌所。この辺りのゴチャついた感じが素敵ですね

 そもそも本殿は存在しないんですが、
 一般の参拝者は本殿どころか拝殿にすら近付けない特殊な造り。
 しかも、この拝殿はどの入口から見ても他所を向いているという、これまた特異な構造。

 諏訪大社 上社本宮 諏訪大社 上社本宮
 左)北参道の入口辺りから拝殿の方面を眺める。真ん中のが一の柱。左には布橋も見えます
 右)複雑だの特殊だの特異だのと散々言ってきましたが、これ見てくださいよ。これ

 諏訪大社 上社本宮 諏訪大社 上社本宮
 五間廊(左)と勅使殿(右)。こちらでも数多の祭事が行われてきたんだとか

 諏訪大社 上社本宮 諏訪大社 上社本宮
 左)さすがに大きな神楽殿。それに大きな太鼓。さぞや壮麗な神楽が見られるんでしょう
 右)おや、この重機、諏訪大社の銘入り。思わず撮ってしまった(笑)

 諏訪大社 上社本宮 諏訪大社 上社本宮
 左)フリダシに戻ってきました。入口御門脇にある二の柱。三と四は確認できず
 右)二の柱のすぐ隣にある贄掛けの欅

 
 14時くらいに下社春宮に入ってから上社本宮を出るまで、約3時間ほど。
 だいぶ駆け足になってしまいましたが、とりあえず四社をまわりきりました。
 機会があれば、またゆっくり訪問したいところですねェ。