不如帰[村上家1555年]
そんなワケで、忘れる前にゲーム日記第二話。
不如帰をフォウ貸してみたところ、「システムがよく分からん」って。
最近フォウは忙しいので、システムを把握できるほどプレイできなかったようですが……。
光栄の歴史シュミレーションよりもずっとシンプルなシステムだと思うんですが、
あそこまで整備されたシステムに慣れてしまうと、かえって分かりにくいかもしれません。
ちょっと説明を加えながら進めてみますので、ダラダラした感じになりそうです。
不如帰は、「月」によるターン制ではありません。
[経略][税収][移動][戦争][政略][移動][戦争][移動][戦争][軍備]
という10のフェイズで1年を形成しています。
左)まずは経略。いわゆる内政です。自国にやれば石高が上がるし、敵国にやれば石高が下がる。
敵国にやると国力が下がる辺りが[内政]でなくて[経略]なんですね。
当然、敵国はウチの国にも経略してくるので、放っとくとどんどん国力が下がります。
右)それぞれの国の石高には上限が決められいて、村上家の北信濃は酷く痩せた国です。
不如帰には兵糧の概念がないので、兵を雇うのも戦争するのも給料も、すべてを金でまかないます。
最大でも30万石台の北信濃では、モタモタしていると即座にジリ貧になりそう。
左)内政をしたら収入。序盤は重税を課さないと金が足りません。
右)1国しか持ってない間はそうそう一揆もおこらないので、6レベルで重税を課すのが俺のパターン。
左)国を一つしか持っていないので移動フェイズは飛ばして戦争フェイズへ。早速上野を攻撃。
「長野業正が大名かよ」みたいな突っ込みはナシで(笑)
右)戦争は野戦と籠城戦の二段階。まず野戦で勝てないことには籠城戦に進めません。
左)おっとツイてます。いきなり大名の長野業正を討ち取りました。戦闘力10が効いたかな。
右)上野には業正の他に武将がいないので、この時点で上野を手に入れることができました。
1回目の戦争フェイズの次には政略フェイズがあるのですが、1年目は何もしないので飛ばします。
あけて移動フェイズ。ここでは、先程落とした上野から小笠原長時を北信濃に戻します。
移動と戦争はセットになっていて、これが1年に3回。
左)戦争フェイズに移った途端、里見家が攻めてきました。
上総が肥沃なこともあり、このゲームの里見家はそこそこ強い。
右)野戦で兵力を削られたくないので籠城を選択。幸い、大した損害を出さずに撃退できました。
左)ウチのターンでは下野を攻撃。競合に囲まれているので、攻められる国が限られます。
右)結構な兵力差ですが……
左)この辺の相手なら敵じゃない。このための戦闘力10(笑
右)野戦に勝利すると籠城線に移りますが、城砦値はほとんど削れず。これが政治力0の実力(苦笑
左)下野から撤退すると、今度は武田が攻撃してきました。
右)小笠原長時に籠城させます。どうにか撃退するも、1年目にしてすでにアップアップ(汗)
左)武田の次は北条。列強の攻撃が続きます。まァ、国力の低い北信濃は最悪捨ててもいいけれど
右)野戦を選択して奇襲を試みるも失敗。まァ、小笠原長時だしね(笑)。
それにしても北条氏康の顔は画家にしか見えない(暴)。
左)奇襲に失敗すると、士気(赤いゲージ)がズドンと下がります(泣)。
このゲームの野戦では、兵が0になるか士気が0になるかで勝敗が決まります。もちろん敗戦。
右)首の皮一枚で凌げましたが、陥落するのも時間の問題?
1年の後半は移動→戦争→移動→戦争の繰り返し。
左)そんなワケで最後の戦争フェイズ。引き続き下野を狙います。
最後は「冬」ってことで、雪深い東北・北陸地方では活動できません。
右)蘆名家も下野に攻め込んでいたので、城砦値がかなり減っています。が、また1しか削れず。
そうこうしている間に、里見家に横取り(?)されてしまいました(泣)。
で、3度目の戦争フェイズが終わると、軍備フェイズに移ります。
徴兵や在野武将発掘。鉄砲の購入等ができます。
左)1555年終了直後には多くの在野武将が眠っています。真田昌幸こい!!
右)……加藤光泰。
不如帰では家臣を5人までしか雇えないので、家臣選びが大事です。
これにて1年目が終了。里見はともかく、武田・北条といった列強の攻撃に晒され、早々に苦戦模様。
最初から上杉と同盟関係にあるのが救いか。
ともあれ、序盤に上野を取れたのが大きいです。これで最悪北信濃は落とされてもイイですしね~。