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海外市況(穀物)

米株式市場

総じて小反落して引けた。米東部夏時間午後4時すぎ、ダウ工業株30種平均は前日比5.86ドル安の1万2986.80ドル、ナスダック総合指数は同 4.88安の2528.85、S&P500は同1.77高の1425.34。 
       
 5月のロイター/米ミシガン大消費者信頼感指数速報値が予想を下回り、1980年6月以来の水準へと落ち込んだことや、メリルリンチが信用の弱さから利益が減少する可能性を指摘し、地方銀行の売りを推奨したことなどが嫌気された。ただ、中盤以降は原油高によるエネルギー関連株の上昇や週末を控えたショートカバーなどに支えられ、下げ幅を縮小した。


   NY原油7月限                   ダウ平均株価


NY外為

ドル・円は続落。5月のロイター/ミシガン大消費者信頼感指数速報値が予想を下回ったことが嫌気され、ドル全面安となるなか、対円では一時、1ドル103.50円まで急落した。

ダウ工業株30種平均の終値は前営業日比5.86ドル安の1万2986.80ドルと小反落。10年物米国債の利回りは前営業日比0.01%上昇の3.85%(米東部夏時間午後4時すぎ)。

NY市場でのドル・円は、朝方に105.11円へ上昇。4月の米住宅着工件数が予想外に増加したことが好感されたが、依然として105円台では積極的な買いが続かず、その後に発表された5月のロイター/ミシガン大消費者信頼感指数速報値が予想を下回り、1980年6月以来の低水準となったことから、中盤には103.50円まで急落した。ただし、その後は、米株式相場が持ち直すなか、クロス・円が買い戻されたことや、週末を控えていることなどから、ドルはポジション調整絡みで下げ止まった。

ドルは一時、対ユーロで2週間ぶり、NZドルで1週間ぶり、対豪ドルで24年ぶりの安値圏へと下落した。


   ユーロ・ドル


コーヒー

アラビカ 7月限 138.80 高値 136.55 安値 138.00 ( + 1.20㌣高)

NY・アラビカは急反発。終値の前営業日比は、期近2限月が1.20~ 1.30セント高、その他の限月は1.10~1.25セント高。
     
7月限は、NY市場入り後に下落したものの、前日の安値(136.40セント)近辺で下げ渋ると、その後は週末前のショートカバー(買い戻し)などに支えられ、持ち直した。ただし、チャート上では、140セント近辺で強い
上値抵抗が働いており、原油高やドル安に対する市場の反応は限定的で、引けにかけては戻り一服となった。


   NYアラビカ7月限                 東京アラビカ先限

NYのチャートは140セントの壁が厚い状態での展開となっており、上昇するためには雲の厚さを考えると大きなファクターがほしいところですね。

穀物

大 豆     2008/ 7 1378.00  セント + 30.50
コーン     2008/ 7 591.00  セント - 8.00

 大豆は急反発、コーンは急反落。

 大豆の終値の前日比は、期近2限月が30.25~30.50セント高、その他の限月は27.50~40.00セント高。7月限は急反発。アルゼンチン農家のスト継続やコーンの作付進展観測、ドル安や原油の史上最高値更新をはやし、4月23日以来の高値に急伸した。ただ、週末を控えた利食い売りで、上げ幅を縮小した。
 

コーンの終値の前日比は、期近2限月が8.00~7.75セント安、その他の限月は5.75~4.50セント安。7月限は急反落。テクニカル買いで前日の高値を抜いたあと、ドル安や原油の最高値更新をはやして上値を伸ばしたが、産地の好天予報による作付進展観測が嫌気され、戻り売りでマイナスに転落した。原油の押しも圧迫した。


   シカゴコーン7月限                  東京トウモロコシ先限

ある程度はボックスの中で展開するのか!
一目均衡表の雲の上を維持している状態では高い水準での推移となろう。


ブログに記載している内容については最善を尽くしておりますが、責任を負うものではありません。予測と逆に変動すれば元本以上の損失が出ることもあります。相場予測は個人的な見解でありますので、最終判断に関してはご自身でお願い致します。



市況(海外市況)

海外市況

貴金属

 6月限  905.6高値 880.5安値 899.9 ( + 19.9 ドル高)

NY金は大幅続伸。終値の前日比は、金の期近2限月が19.9~20.0ドル高、その他限月は19.3~20.3ドル高。6月限は、堅調地合いとなったあと、ユーロに対するドル安加速や原油の史上最高値更新をはやし、ファンド筋のテクニカル買いを集めて3週間ぶりの高値に急伸した。


   東京金先限 日足

38.2%(2981円)を上抜き61.8%の3042円を目指す展開か、基調は強いと見るべき状況にあると思われる。

米商務省発表の4月の住宅着工件数は前月比8.2%増加の103万2000件で、事前予想の94万件を上回った。住宅着工許可件数は4.9%増加の97万8000件で、予想の92万件を上回った。5月の米消費者信頼感指数速報値は59.5で、予想の62.0を下回った。

 

 引け後に米商品先物取引委員会(CFTC)が発表した5月13日現在の建玉明細によると、大口投機家の金の先物建玉は15万2938枚の買い越しで、前週の15万 5967枚の買い越しから縮小した。


   ㌦建て金                       米ドル・円

ドル建て金も61.8%を目出す展開となっているように思われる。

白金

プラチナ 7月限 2160.0高値 2070.1安値 2132.0 (+ 55.1㌣高)

プラチナの期近2限月が54.2~55.1ドル高、パラジウムは軒並み12.70ドル高。プラチナ7月限は、対ユーロのドル安や原油の史上最高値更新をはやし、3月6日以来の高値に急伸した。ただ、金は上値を伸ばしたが、プラチナは利食いで上げ幅縮小。 


  東京プラチナ 先限                  NY白金7月限


石油

原油

7月限 127.42高値 123.74安値 126.04 ( + 2.19ドル高)

NY原油は急騰。終値の前営業日比は、期近2限月が2.17~2.19ドル高、その他の限月は2.23~5.04ドル高。ICEブレント原油は、期近2限月が2.33~2.36ドル高、その他の限月は2.24~5.82ドル高。
 石油製品相場の高騰やドル下落などを好感し、期近6月限は序盤早々に史上最高値を更新したものの、その後は週末を控えた調整場面へと転じた。


   NY原油7月限                  東京原油 先限


ヒーティングオイル    2008/ 6 月限 370.28 + 8.04
              2008/ 7 月限 370.93 + 7.99
改質ガソリン      2008/ 6 月限 322.35 + 5.77
             2008/ 7 月限 321.27 + 5.49

石油製品は、ヒーティングオイル期近が大幅続伸、改質ガソリンは急反発。ヒーティングオイル期近は、世界的なディーゼル油の供給ひっ迫が続くなか、四川大地震の影響から中国の発電所向けディーゼル油の輸入増加観測なども広がった。ただし、13日に付けた史上最高値を更新するまでには至らなかった。改質ガソリン期近は、夏のドライブシーズン中の供給不安などから、史上最高値を更新した。


   NYヒーティングオイル7月限         改質ガソリン7月限


  東京灯油 先限                    東京ガソリン 先限


ブログに記載している内容については最善を尽くしておりますが、責任を負うものではありません。予測と逆に変動すれば元本以上の損失が出ることもあります。相場予測は個人的な見解でありますので、最終判断に関してはご自身でお願い致します。




 

 
 

市況(国際商品)

前場の市況

貴金属

ドル建て現物相場の上昇などに支援されて反発したが、寄り付き直後に両商品とも高値をつけた後はドル建て現物相場の上げ一服に圧迫されて値を削るなど軟調な前場となった。

ドル建て現物相場は、上げ一服。東工取開始直後に885ドル台まで上昇した が、その後の対ユーロのドル堅調に圧迫されて881ドル台に軟化した。

今夜発表される4月の米小売売上高から週末まで、米主要経済指標の発表が相次ぐことから、目先はそれを受けたドルの動向次第になるとみられ、市場はきっかけ待ちの様子見ムードとなっている。


  NY金6月限                       東京金先限


白金

プラチナは総じて反発。NY高を引き継いで買い優勢で始まった。その後はユーロの上値が重いことや円相場の小動きを受けて方向感に欠ける値動きとなった。パラジウムもNY高を受けて総じて反発した。

プラチナは、朝方の2092.50ドルから上げ一服となった。ユーロの上値が重いことなどが圧迫要因となった。


石油

油種間でまちまち。ガソリン・原油は下落、灯油は総じて続伸。原油は、ドル・円相場が1ドル=103円台後半で小動きとなる中、NY原油が7営業日ぶりに反落したことから、下落した。製品も原油安から安寄りしたものの、押し目買いの動きから下げ渋り、灯油はおおむねプラスサイドに転じた。灯油の5限月が一代高値を更新して、先限ベースでの上場来高値を更新した。前営業日比は、ガソリンが990~200円安。灯油が70円安~630円高。原油が870~460円安。


現在は123ドル台半ばの支持線に直面しており、さらに下は121.84ドルが支持線となっている。両支持線ともマイナーなものだが、相場が心理的に重要な120ドルを明確に割り込まない限りは、強気筋が市場を主導する見込み。史上最高値を更新したあとに反落して引けた12日の取引に見られるように、上昇の可能性は依然として高い。目先の上値抵抗線は前週終値の125.96ドル、さらに上が126.40ドル(ボリンジャー・バンドの上限に近い水準)となっている。
 NYMEX原油6月限は、日本時間の午前10時56分現在、12日の立会取引終値から37セント安い123.86ドルを付けている。


穀物

とうもろこし

急落。為替は1ドル=103円台後半でやや円安に振れているものの、週明けのシカゴが大幅安となり、この日の夜間取引でも軟調に推移していることに圧迫された。また、海上運賃が続落していることもあって、期近から下げ幅が大きくなり、期近7月限はストップ安に沈んだ。 前日、大手商社のまとまった売りが先限に出たこともあり、計算以上の下げ幅となっている。ただ、期先には押し目買いが入りやすく、相対的に下げ幅が抑制されている。また、作付進捗率はともかく、発芽率の悪さを考えると、シカゴの夜間取引が軟調なのはやや意外だとの指摘も聞かれた。東京のチャートは下げやすい環境になっているように見える。


   東京トウモロコシ先限              シカゴコーン7月限


コーヒー

アラビカ

市況は続伸。NYは当初、原油安から下落したが、その後再び買い上げられていった。ただし、主要限月の7月限は前週末に140セントに達すると産地売りを浴びたが、この日もこの水準には届かず、上値の重さを意識させた。市場筋からは「目先上値が抑えられておかしくない。とはいえ、ブラジルでの在庫事情を考えると産地売り圧力には限度があることや、同国産地では降霜期を控え、徐々に低温に対する懸念が強材料として取り上げられている。この水準を超えて上伸していっておかしくない」(トレーダー)との見解が寄せられた。


ブログに記載している内容については最善を尽くしておりますが、責任を負うものではありません。予測と逆に変動すれば元本以上の損失が出ることもあります。相場予測は個人的な見解でありますので、最終判断に関してはご自身でお願い致します。

市況(貴金属石油・穀物)

海外市況

貴金属

 6月限  890.8 高値 878.5 安値 884.9 ( - 0.9 ドル安)

NY金は軟調、終値の前週末比は、金の期近2限月が0.9~0.8ドル安、その他の限月は0.9~0.5ドル安、銀の期近2限月は31.5セント高、7月限は31.5セント高、その他の限月は31.6~35.6セント高。

金6月限は、金曜の高値で頭打ちとなったあと、ドル高や原油安を嫌気してマイナスに転落した。ドル反落や原油の反発で切り返したが、買い続かずに小安く引けた。
 

プラチナ 7月限  2130.0 高値 2041.1安値 2123.3 ( + 21.5 ドル高)

ユーロに対するドル高や原油安で売りが先行したが、ドルの反落や原油の急反発をはやし、3月13日の高値に並んだ。投資需要の高まりも支援材料。


東京貴金属は、総じて反発して寄り付く見通し。金はNY安となったが、ドル建て現物相場の上昇を受けて小反発しよう。銀とプラチナ系貴金属(PGM)はNY高を引き継いで総じて買い優勢となろう。

 東京金   2,967 + 8
 東京銀   578.0 + 14.5
 東京プラチナ  6,800 + 181
 東京パラジウム 1,500 + 4



石油

原油 6月限  126.40 高値 123.82 安値 124.23 (- 1.73 ドル安)

NY原油は急反落。終値の前営業日比は、期近2限月が1.90~1.73ドル安、その他の限月は1.90~1.07ドル安。ICEブレント原油は、期近2限月が2.49~2.17ドル安、その他の限月は2.00~0.87ドル安。中国の輸入減少やドル相場の戻しなどから調整が続いたが、ドル相場が下げに転じたことなどを好感し、期近は一時、6営業日連続して史上最高値を更新。しかし、その後は買われすぎ感やヒーティングオイル急落などから、調整場面へと転じた。寄付き予想値 76,620 (- 890 円)。


ヒーティングオイル 2008/ 6 月限 355.98 - 7.62

改質ガソリン 2008/ 6 月限 316.42 - 3.70

石油製品も急反落。ヒーティングオイル期近は、前週末付けた史上最高値を攻め切れず、中盤以降は利食い売りなどから急速に下げ幅を広げた。改質ガソリン期近は、引き続き供給ひっ迫懸念を背景に史上最高値を更新したが、中盤以降は原油・ヒーティングオイル同様に手じまわれた。


穀物

コーン 7月限  631.50 高値 613.75安値 614.75 ( -14.50 ㌣安)

コーンは期近が大幅続落。終値の前週末比は、期近2限月が15.00~14.50セント安、その他の限月は14.25セント安~2.50セント高。7月限は大幅続 落。先週末の降雨による作付遅れをはやしてプラスに浮上したが、産地の乾燥予報がテクニカル売りを誘って金曜の安値を下回った。金曜の期末在庫の引き上げが、先高ムードに水を差した。

続落か。12日のシカゴ市場はおおむね2けた安となり、東京は300円以上の下げで寄り付く限月が多いとみる。夜間取引は小幅続落で始まったものの、11日現在の作付け進捗率は、51%にとどまり、事前予想の55~60%を下回り、作付けの遅れは改善されていない。 とうもろこし寄付き予想値 41,550 ( - 320円安)

コーヒー

アラビカ 7月限 139.40高値 135.45安値 138.55 ( + 2.00㌣高)

ニューヨーク・アラビカも大幅続伸。終値の前営業日比は、期近2限月が2.00~2.20セント高、その他の限月は1.95~4.20セント高。
7月限は、原油期近が立会い開始前に一時、急落したことに追随したものの、前週末の安値(134.45セント)を試すまでには至らず。その後は、原油期近が史上最高値を更新したことやドル相場の下落などを背景に、ほぼ一本調子で切り返すと、前週末付けた4月18日以来の高値(140.00セント)に急接近した。ただし、同水準を上抜けず、引けにかけては上げ幅を削った。


3月の急落後のレンジ上限の2万3890円を狙えるところまで戻しそうだ。長くもみ合いが続いているため、レンジブレークすれば、上に走る可能性もあるが、16日の5月限の納会後、サヤすべりとなる可能性もある。計算上の寄り付き予想は、アラビカは前営業日比430円高。


ブログに記載している内容については最善を尽くしておりますが、責任を負うものではありません。予測と逆に変動すれば元本以上の損失が出ることもあります。相場予測は個人的な見解でありますので、最終判断に関してはご自身でお願い致します。


 


市況(貴金属・石油・穀物)

市況


貴金属

NY金 6月限  890.8高値 871.0 安値 885.8 ( + 3.7ドル高)

連休明けに先限が3000円台を回復する場面も見られたが、ユーロ安に対する警戒感から上値は重かった。現物相場は2日に1月2日以来の安値845.15ドルを付けたが、その後は原油高などにつられて880ドル台を回復した。
 予想以上の4月の米雇用統計に加え、ユーロ圏の経済指標が悪化し、ユーロ安に対する懸念が金の圧迫要因となった。ただ欧州中央銀行(ECB)理事会後の記者会見でトリシェ総裁が経済のファンダメンタルズは健全としてインフレ警戒感を維持し、ユーロが下げ一服となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)や米雇用統計発表などのイベント消化後にNYの金ETF(上場投資信託)にまとまった買いが入ってお り、ユーロが下げ止まり、原油高が続くと金は900ドル台を回復するとみられる。ただ景気の先行き懸念が残っていることから実需筋は安値拾いに徹するとみられ、当面は値固め局面になると予想される。

金はNY高も円高から売り先行で寄り付き、場中、円が小反落となり、一時プラスサイドに反転も買いが続かず、小幅安で前場を終えた。

  NY金6月限                      東京金先限

白金

プラチナ 7月限  2110.0 高値 2019.5 安値 2101.8 (+ 59.5ドル高)

プラチナ価格に連動する証券(ETN)の上場や対ユーロのドル安、原油の史上最高値更新が投機筋の買いを集め、2カ月ぶりの高値に値を飛ばした。

日に先限が6000円を割り込む場面も見られたが、原油高に加え、MY証券取引所(NYSE)でETN(エクスチェンジ・トレーデッド・ノーツ)が上場されるとの報を受けて急反発した。現物相場は3月20日以来の安値 1821.00ドルから急反発し、2000ドル台を回復した。パラジウムは2日に先限ベースで3カ月ぶりの安値1365円を付けたが、他商品の上昇につられて反発した。


 欧州の経済指標が悪化し、ユーロ安に振れたことが貴金属の圧迫要因になっていた が、欧州中央銀行(ECB)理事会後の記者会見でトリシェ総裁が経済の健全さを指摘したことなどを受けてユーロ安が一服した。NYでのプラチナETN上場が支援要因であり、ファンド筋の買い意欲が強まると上値を試すとみられる。

   NYプラチナ7月限                 東京白金先限

石油

原油 6月限  126.20 高値 124.08 安値 125.96 ( + 2.27ドル高)

6月限は、夜間取引終盤に126ドルに接近。立会い開始直後には、126.20ルまで上昇し、5営業日連続して一代高値と期近ベースでの史上最高値を更新した。依然としてナイジェリアの供給減少、ドル相場の下落、世界的なディーゼル油のひっ迫、今月下旬から始まる米ドライブシーズン中のガソリン供給懸念などが背景となるなか、引き続きヒーティングオイル主導で切り上がった。その後は、今週に入り10ドル超も急騰したことなどから、週末前の調整場面が続いていたものの、引けにかけては再び上値を試す動きが強まり、高値に接近した。

ヒーティングオイル 2008/ 6 月限 363.60 +12.62

改質ガソリン 2008/ 6 月限 320.12 + 6.34

石油製品は大幅続伸。供給ひっ迫懸念が高まるなか、投機的な動きが一段と強まり、ヒーティングオイル、改質ガソリンともに期近が史上最高値を更新した。

   NY原油6月限                   東京原油先限


NY,東京の両市場ともストキャスティクスは高値水準となっており目先は要注意であると思われる。基調は130ドルを目指す状況に見えるが調整局面が考えられるのではないでしょうか!原油が調整となれば、他の商品への影響が考えられることから慎重な対応が必要である。

穀物

コーン 7月限  639.00 高値 623.25 安値 629.25 ( - 1.00 ㌣安)

トウモロコシ 5月限 41870円 (+120円)

コーンは期近が小反落。終値の前日比は、期近2限月が1.00~0.25セント 安、その他の限月は1.25~8.00セント高。7月限は小反落。産地の降雨及び降雨予報による作付遅れやドル安、原油の最高値更新をはやし、時間外取引で一代高値を更新したが、期末在庫が予想を上回ったことから利食い売りが優勢になり、マイナスサイドに転落した。

とうもろこしは反落。朝方為替が1ドル=102円台後半まで円高に振れたう え、9日のシカゴで期近の主要限月が下落したことに圧迫されて始まった。そのあと為替が103円台前半まで円安に振れたことや、大豆がストップ高に張り付く急伸となったことで、前場は下げ幅を縮小させたが、後場に入ると再び売られる展開となった。

東京市場は高値を更新出来なければ注意が肝要。

   シカゴコーン7月限                 東京トウモロコシ先限

コーヒー

アラビカ 7月限 140.00 高値 134.45 安値 136.55 (+ 2.00 ㌣高)

アラビカ 2009/03 23,320 ( +180円高)

NY・アラビカも大幅続伸。終値の前営業日比は、期近2限月が2.00~2.10セント高、その他の限月は1.85~2.00セント高。
NY市場に入ると大きく買い進まれ、一時、4月18日以来となる140.00セントへ急伸した。ロンドン市場同様にドル安や原油高に加え、前日にブラジル政府から発表された2008年度の生産高が市場予想を下回ったことやチャート上での底入れ感などが背景となった。しかし、その後は下げに転じた。対ユーロでのドル下落や原油相場の上昇がとだえるなか、週末を控えたポジション調整絡みの動きに押されることとなり、135セント前後まで急落する場面があった。

NYは正念場を迎えている。9日の急伸で中心限月7月限は140セントちょうどの高値を付けた。週明け以降も続伸して、4月中の高値142.85セントを突破できるかどうかに注目される。また仮に突破したとして、その後も140セント台を維持する展開となるのか、あるいは再びレンジ内に逆戻りしてしまうのかに関心が寄せられる。

  NYアラビカ7月限                    東京アラビカ 先限

NYのチャートは4月17日の高値142.85セントを上回ることが得できるかがポイントになってくる。一目均衡表は厚い雲となってきた。


ブログに記載している内容については最善を尽くしておりますが、責任を負うものではありません。予測と逆に変動すれば元本以上の損失が出ることもあります。相場予測は個人的な見解でありますので、最終判断に関してはご自身でお願い致します。


市況

前場の市況

貴金属

金 4月限 2962円 (+34円高) 「安値2958円・高値2976円」



NY金 882.1 (+ 10.9ドル高)

ドル高で下落したが、トリシェECB総裁がインフレ抑制を最優先と発言したことからドル安が加速したため、投機筋のテクニカル買いで値を飛ばした。

  NY金6月限

白金 4月限 6571円 (+163円) 「安値6510円・高値6575円」


プラチナ 7月限  2042.3 ( + 73.3ドル高)

ドル高で下落したが、ドルの反落や金の反発で前日の高値を突破した。トリシェ発言でドル安が加速したため、4月12日以来の高値に値を飛ばした。
パラジウム 6月限  435.90 ( + 10.15 ドル高

しばらく前日終値をはさんでもみ合ったが、ドル安や金・プラチナの急伸をはやしてテクニカル買いを誘い、4月29日以来の高値に駆け上がった。


 NYプラチナ7月限


ブログに記載している内容については最善を尽くしておりますが、責任を負うものではありません。予測と逆に変動すれば元本以上の損失が出ることもあります。相場予測は個人的な見解でありますので、最終判断に関してはご自身でお願い致します。

市況(金のチャート)

後場の市況

貴金属

 4月限  2,964円 ( +72円高) 6月限 2,984円 (+77円高) 

       :ドル建て価格17時30分 875.05 (+20.90 )

急反発。金は東京市場が連休中のNY大幅高を引き継いで全限月が70円を上回る急反発となった。高寄り後はドル建て現物相場の下落に圧迫されて上値を重くする場面もあったが、地合いを緩めることなかった。終盤は円安が追い風とな り、複数の限月が80円以上の上昇幅を維持して引けた。 前営業日比は、金標準が72~82円高。ドル建て現物相場は、軟調。東工取開始直後に880ドル台まで上昇したが、その後のユーロに対するドル高などに圧迫されてジリ安となり、午後は一時873ドルまで急落するなど上値重く推移した。しかし安値は買い拾われ、875ドルの節目を回復している。


NY原油の基調が強いことからNY金は再び61.8%の900ドルを目指す展開となるだろう。

ユーロ・米ドルは一目均衡表で雲のなかであり切り返す展開となってきたことから金にとっては支援材料となる。


  NY金6月限


   ユーロ・米ドル                   米ドル・円



白金 4月限  6,561円 ( +338 円高)  6月限 H 6,335円 ( +300円S高) 

        :ドル建て価格!’時30分 1,937.00 (+92.50)

プラチナはドル建て現物相場の急伸を受けて値幅制限のない期近6月限が338円高で引けたのを除いてストップ高に張り付いた。先限は6335円まで上昇し、先月28日以来の高値をつけた。前営業日比は、プラチナが300~338円高。  


ブログに記載している内容については最善を尽くしておりますが、責任を負うものではありません。予測と逆に変動すれば元本以上の損失が出ることもあります。相場予測は個人的な見解でありますので、最終判断に関してはご自身でお願い致します。  

市況 (石油チャート)

後場の市況

石油


原油 10月限 71030円 (+2700円S高)

国内の連休中にNY原油が暴騰して、期近が122.73ドルと過去最高値を更新したことで、期近を除き寄り付きからストップ高の急伸となり、終日ストップ高に張り付いた。計算上は5000円高以上となるため、これも仕方のないところ。値幅制限が外れている期近は製品がほぼ5000円絡みの暴騰となり、原油期近は6000円を超えた。売買がほとんどできず、売り方が逃げることができなかったため、明日売り方の大量の踏みが入りそうだ。今夜のNY原油がよほど急落しなければ、明日も急伸して寄り付く可能性が高いだろう。前営業日比は、ガソリンが2700~5110円高。灯油が2700~4990円 高。原油が2700~6170円高。

NYのチャートは138.20%から150%の上昇率が目処となる。従って123.61ドルから124.75ドルまで上昇することが考えられる。また、東京先限を見るとストキャスティクスは買いの指示を示唆した状態となっている。ギャップを付けて38.2%の下げを終了して窓を埋める展開となってきたことから4月28日の高値72360円を越えてくることになるのではないでしょうか。


  NY原油6月限                    東京原油先限 日足


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市況

前場の市況

貴金属

 4月限 2982円(+75円) 「安値2982円・高値3001円」

東京市場が連休中の海外市場で、原油高やドル安などを背景に上昇した流れを引き継いで、金・銀ともに急反発となった。ただ寄り付き後は、やや薄商いの中、戻り待ちの売り物などに圧迫されて上げ幅を削り、金先限の3000円台回復は寄り付き直後の一時的なものにとどまった。
 NY原油が122ドル台後半まで急騰し、史上最高値を大幅に更新したにもかかわらず、国内外ともに金は先週の高値に届かず、引き続き上値の重さが目立っている。その一方、婚礼シーズンを迎えたインドなどアジアを中心とした実需買いや世界的なインフレ懸念が850ドル以下では下値を支えるものとみられる。

 ドル建て現物相場は、上げ一服。東工取開始直後に880ドル台まで上昇した が、その後はユーロに対するドル高や東京金の上げ幅縮小などに圧迫されて876ドルまでジリ安となった。


白金 4月限 6335円(+300円S高) 「安値6330円・高値6335円」

プラチナはドル建て現物相場の急伸を受けて急反発し、値幅制限のない期近6月限を除いてストップ高に張り付いた。NY原油が史上最高値を更新し、貴金属全体に買いが入った。金や銀のETF(上場投資信託)に買いが入っており、プラチナやパラジウムのETFも買われると再び上値を試す可能性が出てくる。

石油

石油市場は軒並み急伸。原油は、日本市場の連休中にNY原油が急騰したことから買いが先行した。製品も原油高から急伸した。値幅制限のない当限は原油・製品ともに急騰、当限以外はストップ高張り付き。前日比は、ガソリンが2700~4900円高。灯油が2700~4770円高。原油が2700~5950円高。

ガソリン・灯油は軒並み急伸。連休中の海外原油相場の急騰を受けて買いが先行した。値幅制限のない当限を除くとストップ高に張り付いている。まだ上げ余地を残していることから売り物はほとんどなく、一部の限月は出来高が1ケタにとどまるなど商いは超閑散。NY原油がいきなり急落しない限り、午後も当限を除きストップ高張り付きで推移しそうだ。


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市況(その他)

海外市況


コーヒー

アラビカ 7月限 131.55高値 128.80安値 129.40 ( + 0.15㌣高)

NY・アラビカは反発。終値の前営業日比は、期近2限月が0.15セント高、その他の限月は0.15~0.30セト高。取組高の多い7月限は、1カ月ぶりの安値圏へと急落した前日の流れに対する修正場面が続いていたものの、NY市場入り後は、ドル相場の一段の上昇などが引き続き嫌気され、下げに転じた。チャート上では、4月1日の安値(128.75セント)を割り込むまでには至らなかったが、戻りも限定的だった。


米株式市場引け速報

 ナスダック総合指数を除き続伸して引けた。米東部夏時間午後4時すぎ、ダウ工業株30種平均は前日比48.20ドル高の1万3058.20ドル、ナスダック総合指数は同3.72安の2476.99、S&P500は同4.56高の1413.90。 
 4月の米雇用統計が予想外に悪化しなかったことや、米連邦準備理事会(FRB)と欧州中央銀行(ECB)、スイス国立銀行が流動性供給の拡大を発表したことなどが好感された。しかし、序盤以降は、米サンマイクロシステムズの予想外の純損失などが嫌気され、ナスダック市場が下げに転じると、他市場も上げ幅を削る。


米雇用統計(4月) :失業率は5.0%
           非農業部門雇用者数は2万人の減少
           平均時給は前月比+0.1%
米製造業受注(3月):前月比+1.4%
< 5日の材料と事前予想>
米非製造業景況指数(4月) 52.0 
*米商品先物取引委員会(CFTC)発表の建玉明細(大口投機玉)
 4月29日現在         4月22日現在
 5万5450枚の買い越し    3万5087枚の買い越し

NY外為 

ドル・円は続伸。4月の米雇用統計が予想外に悪くなかったことから、ドルは朝方に2月28日以来となる1ドル=105.71円へ急上昇したものの、その後は買いが続かず、上げ止まった。


日本は明日から4連休になるが、ドル・円は、日本の5月の連休入明けは、5月の連休入り前と比べて、軟化している傾向がある。1998年から2007年までの10年間を見ると、5月の連休明けの始値が5月の連休入り前の終値を上回ったのは、1999年と2000年の2年だけで、2001年から2007年までは7年続けて5月の連休明けの始値が5月の連休入り前の終値を下回っている。さて、今年はどうなるのか。


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