前曲と同じ4声×3部編成ですが、各部の第1声部がヴァイオリン、第2声部がコルネットの指定がある点が違います。又、下2声がどれも低いのが大きな特徴です。ここは楽器指定がありません。楽器の配置から見ても各部を音色で分ける意図はありません。
 3拍子が基調になり、時折2拍子系が混ざります。細かい動機の処理がなんとも新しさを感じさせますね。

http://aeolianconsort.chakin.com/Gabrieli_G.htm#Canzoni_et_Sonate_Canzon_XVII_G_Gabrieli