曲集最後の曲です。4,5声なのにどういう趣旨か8声に分類されています。第18曲同様に1パート抜いて4声でもできますが、どのパートを抜くかは記されていません。といってもこの曲の場合、A2(元はQuinto)を抜くのは一目瞭然なので問題ありません。
第18曲の場合、Si placetのパートはほぼ音の厚みを増すために用いられていますが、この曲ではあるかないかで相当内容が変化します。完全に別の曲と思ってかまいません。吹き比べてみてください。
http://aeolianconsort.chakin.com/Canzoni_per_sonare_Libro1.htm#Canzon_36