元のパート名は Canto Alto Tenore Basso でそれ以下は Quinto Sexto のように単なる数字です。4声までは名前で音域の見当が付きますが、5声目以降は曲の都合で音域が決まるのでばらばらです。リコーダー用のスコアにするときは大体音域が高い順に配置するので適当に按配しています。ですので現代の出版譜がある曲でも配置が同じになるとは限りません。アルトの1と2が入れ替わっていたりしてる場合もあるでしょう。これはどっちが正しいか、ではなく元々スコアがないので仕方がないのです。
 ということで今日のアンテニャーティの場合、Quinto がバリトン記号なのでテナー(アルト記号)とバス(バス記号)の間に配置しています。音域はテナーでも可能ですが、下のEsに絡む音形が面倒なのでバスにしておきました。

http://aeolianconsort.chakin.com/Canzoni_per_sonare_Libro1.htm#Canzon18