Tenor2,Bass(原譜ではContra,Bassus)のパートは音価数がまちまちな10個の音群分割されて"Obelus quinis sedibus ipse volat"の指示が書き込まれています。そのままでは他のパートと全く合いません。意味が解ればいいんですがさっぱりなので、試行錯誤で解読しました。その結果、各音群毎に5度上げて繰り返すようになっていると分かりました。単純に譜面化するとその辺の事情が全く見えなくなるので復元したほうの音符を小さくすることにしました。おかげで見づらい上に音域がやたら広くなりましたが、原譜を見て演奏するよりはましでしょう。

http://aeolianconsort.chakin.com/Petrucci.htm#Canti_B_24