この曲集は番号しかないので内容からどちらか判定する必要があります。この曲は三つの主題とそれぞれの反行形を伴うかなり複雑な内容を持っています。第1主題はレチェルカール、第2・3主題はカンツォンの性格を持っていますが、全体としてはレチェルカールに分類すべきですね。これだけ複雑だと地味っぽくなりがちですが、カリアティの場合、なんともあっけらかんとした軽い仕上がりになるのが特徴です。

http://aeolianconsort.chakin.com/Quagliati.htm#Recercate_et_Canzone_Quagliati