トリノ写本にある舞曲集第1冊の冒頭曲です。どんな内容か試験的に興してみました。短いと思っていたらAlio modoでどんどん繋がっていていつまでも続いていて慌てました。これでつまらない曲だったら目も当てられない。まぁ、それなりに楽しめそうな曲だったので安心しました。全部で6つに分かれていて、それぞれABA'的な構成になっています。途中を省いて短くする手も使えるので応用が利きそうですね。
 途中、3声で動くところが多いので暇なパートが出来ないように適当に按配しました。元々厳格に声部分けがされていないのである程度融通がききます。小さな音符は私の補充です。ありそうなところになかったり、他の声部とユニゾンになる音を書かなかったりしているのでそんなことも少しは必要だと思いました。

http://aeolianconsort.chakin.com/Anonimus.htm#1_Passa_e_mezzo_Danze_libro1_Anonimus