前者はエルナンドのグロサード版です。アントニオと並べて見ると父親との違いを出す工夫があったりして色々楽しめます。後者はアントニオのものです。これも原曲はクレキヨンですが、やはり原曲が手元にないので比較は出来ません。これだけ多くの作品が再利用されている作曲家ですからもっと手近に置いておきたいですね。
 2曲とも難度は変わりません。ソプラノに忙しい部分がありますが、そこをうまく乗り切れるテンポに設定すれば問題ないでしょう。

http://aeolianconsort.chakin.com/Cabezon_A.htm#Je_pres_en_grey_Criquillon_H_de_Cabezon

http://aeolianconsort.chakin.com/Cabezon_A.htm#Si_par_suffrir_Criquillon_Cabezon