4本のヴィオルと4本のキタローネという編成が何と言っても独特。他に類例があるんでしょうか? 第1グループがヴィオル、第2グループがキタローネです。構成は純然たるヴェネティアン様式ですのでポリっぽくない応唱の形です。最後のほうの16分音符の連発を除けばアンサンブル難度は易しいほうでしょう。4フィート+4フィートならFBパートを使って低音に厚みを加えるといいですね。4フィート+8フィートならFBパートは無視してもかまいません。
 元の音がどんな感じになるか興味深いので作ってみました。ヴィオルもキタローネも機械で作るのはまず不可能なのでヴァイオリン族とギターみたいになってしまいました。多分参考にはならないでしょう。ナハハ。

http://aeolianconsort.chakin.com/Massaino.htm