名前のとおり一応フーガっぽい顔をしていますが、ソプラノがほぼ完全にコラール旋律をなぞっているので通常のオルガン・コラールと見ても差し支えありません。このコラールはマタイ受難曲(第32曲)にもクリスマス・オラトリオ(第46曲)にも登場する有名なものです。
 原調のイ長調を半音上げて変ロ長調にしたのですが終盤にフラットが続発する結果になったので吹きやすくなったかどうか少々疑問。ちょっと手こずるかもしれません。

http://aeolianconsort.chakin.com/jsbach.htm#BWV712