ゆっくり始まるので安心しているとあとで慌てる。徐々に音価が細かくなる曲はテンポ取りに苦労します。音形的に難しくはないのでやたらと遅くする必要もないですね。
 ロウズの曲は和声的に解決しないまま先に行ってしまう傾向があって、緊張→解決の繰り返しに慣れた耳にはかなり衝撃がきます。ファンタジア組曲でも同様なのでまさにロウズ節。同時代のジェンキンズとは対照的な作風ですね。一度しっかりと取り組んでみたい作曲家です。

http://aeolianconsort.chakin.com/gakufu_main.htm#Lawes