ストラーチェの鍵盤曲では珍しく厳格4声体で書かれています。内容は単一主題による純然たるフーガですので完全にバロック時代に突入しています。主題の自己主張があまりなくむしろ対主題のほうが目立つかもしれませんね。トリルは原譜にあるものしか書き込みませんでしたが同形の箇所は適宜入れてみてください。最終和音は原譜通りだと短和音なのですがやっぱり長和音のほうが収まりがよいのでアクシデンタルを書き込んでおきました。8フィートでのんびりやりたいところです。

http://aeolianconsort.chakin.com/gakufu_main.htm#Storace