テレマンのソロ付きの組曲と言えば、イ短調が有名ですが、リコーダー・アンサンブルに仕立てようとするとアルト2本のユニゾンが多すぎて楽しみが殺がれるきらいがあります。その点、この曲の場合、オクターヴ重ねになるのでむしろ効果的になるのでその心配はありません。ソロをテノール2にしたのは元のスコアの配列を生かしたまでで他意はありません。バスは1本でも問題ないようにしてありますがFバスを加えた方が厚みが増していいですね。MP3・MIDIではバスのみの箇所とFバス入りの箇所と適宜味付けしています。特にブーレーはソロとトゥッティの対比がはっきりするので効果的です。それ用の譜面は用意しませんでしたのでバス譜を用いて色々工夫してみてください。
http://aeolianconsort.chakin.com/Telemann.htm#Suite_fur_Vadg_Str_Cont_Telemann
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