複拍子になっています。まぁ、定旋律が違うだけなのであまり悩むことはないでしょう。どちらかといえば、譜面を作成するのがとても面倒でした。色々裏技を使っています。Finaleはこういうことまで予定はしていなかったみたいです。現代譜ではありがちな気もするのですが。
 気分からしてテンポは快調にしたいですね。2/4と拍子が細かいのでシンコペーションも捉えやすいです。縦が揃うところはきちっと他と区別できるようにやりたい。その辺は打ち合わせをちゃんとしないといけませんな。テノール2本はアルトでも吹けますのでお好みで決めてください。

 原譜の疑問箇所が二つほどあったので手を加えています。譜面に書き込むと狭苦しいので書きませんでした。

165小節 テノール2 冒頭の音は原譜だとAですが、これだとテノール1と平行8度になるのでDにしました。平行8度はかなり目立ってしまうので代えておいたほうが無難でしょう。
165-166小節 ソプラノ D-F-Dの音形が2回繰り返されますが、原譜では2度目はB-D-Bになっています。下の和声とかみ合わないので3度上げました。最後のBだけ代える手もありますが、動機が壊れるので採用しません。

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