G-3597 <政策提言>三柱刑 前編 | ガンダムFREAK!! <B-Edition>

G-3597 <政策提言>三柱刑 前編

え、今、再放送で観てるんだけど。

多分初めて観る。

「ゼーガペイン」のDQN主人公、ソゴル=キョウ役って、「遊戯王5D’s」のクロウ=ホーガン役の人!?

ウッソ…。

KIZUIです。

言われてみれば声の質が似ているような…

というか同じ声のような。

今をときめく花澤香菜さんの初々しい演技も見られて、これは当時の視聴者も収録現場も相当きっつ(ry

しかし同一人物とは思えんほど演技上手くなったね。

クロウ=ホーガンて名前、源義経・牛若丸を意味する「九郎判官」から来てるのは巧いネーミングだと思ったのことよ(^q^) ←よだれ

 

 

 

<政策提言>三柱刑

 

急に真面目な提案などを。

 

刑罰を課す際に、重い罰でその犯した罪を糾弾すべきなのか、それともそんな前時代的なことはせずに軽い刑で更生を、社会復帰をこそ図るべきか、主にこの二つの考え方が今は対立している図式なんですね。

 

前者は罪の重さに対応する罰という側面に重きを置いているように見えますが、その実、対社会的なけじめという意味合いが大きい。

「見せしめ」とも表現されますが、こんな悪いことをしたらこんなきっつい罰が待っているんですよ、という示しをつけるわけですね。

それによって模倣犯を思い止まらせる効果、存外馬鹿に出来ないんですよ。

というより、犯罪抑止の観点では主たる手段と言っても過言ではない。

 

後者は、そんな因果応報、目には目をみたいな刑罰をしていても、失われた過去は取り戻せないじゃないかと。

それよりも今現在の現実と将来を見据えて、もう犯罪をさせない事が大切だ。

もっと言えば、そこから学んで、再発防止や予防プログラムなどを整備すべきだと。

どこまでも未来を見てくれるわけです。

具体に生じる差異として、刑罰そのものは軽くて良いという結論になる。

不相当に長く牢獄に閉じ込めておくより、更生プログラムを受けさせ、そして社会の中で復帰を図っていくべきだと。

いやまあ机上の空論としては頷けても、空恐ろしいことを考えるなとは思うんですけどね…。

ちょっとの収監ですぐ社会に戻ってくるよ、その監視は俺らが責任を持ってするよ、てまるで信用に足らないもんな。

なんなら論者は一切責任なんか持つ気無いもん。

思いつくまま言ってみてるだけのことでね。

 

これね、なかなか根深く、対立が深いんですよ。

そんな軽い罰で堪るか、刑を重くする⇔いやそんなの生産的じゃない、刑期が長過ぎて社会復帰の妨げだ。

重くしろ軽くしろ。

重いのはダメだ軽いのはダメだ。

対立する二つの考え方で、真っ向から足の引っ張り合いをしている。

 

いわば綱引きなんです。

 

自分、考えるんですけどね。

同じ綱の上で引っ張り合うから無駄なエネルギーを消耗し、どっちつかずの結論になり、社会に明確に答えを示せず、挙句、実効性を欠く状況になってしまってる。

中途半端と呼ぶも憚られる体たらく。

 

これこそがもう、前時代も良いところだと思うんですよ。

応報が真理だ、矯正が現代的だとか言い争ってるそのこと自体がもう、古過ぎる考えだと。

 

綱が別だったらいいんですよ。

分ければいいんです。

別々の綱を引けばいい。

 

つまり、「刑罰は刑罰」、「更生は更生」、それぞれ別口にやればいいんですよね。

同じ刑務所内で、同じ刑罰内で真逆の事をやろうとするから、それはいつまで経っても上手くいかない。

 

社会問題という如何ともしがたい大岩を、何本もの綱を結んで、幾人もの力で引っ張る。

だからこそ動きようも在ろうというもの。

大岩の上でオーエスオーエス、滑稽に遊んでる場合じゃないんだな。

 

悪事に対してはきちんと刑罰が必要です。

社会に対して示しがつきません。

また、公平の観点からも、犯人だけが何一つ傷めず無事でいるなんてことは在ってはなりません。

 

そんな事、本当は言われるまでもなく、当たり前じゃないですか。

悪いことをしたら罰がある。

子どもでも知ってることです。

それが在るから人間は人間なのだと言っていい。

社会性動物の頂点たる特徴とでも言いますかね。

もしくは法規こそ知性の結実とでも言うべきか。

反対派の矯正刑罰主義者でも本当はそれは分かっていると思う。

そんな大前提の事に異を唱えるとか、程度が低いにも程があるのではないか。

そこまでの初歩で言い争っている時間は流石に無いんじゃねえかな。

 

逆に、犯人とはいえ人間だと。

どんな理由や経緯が在ったか分からない、人の真心で以て接し、立ち直らせ、社会でまともに生きられるようにしてやりたい。

否、そうしなければ、死刑にでもしない限り、刑事行政がずっと収監者の面倒を見ていくという事はできない。

犯罪を社会の病理と考えたなら、染まり次第に次々切除していくんじゃなく、無害化こそが必要なのだと。

社会の治療にこそ取り組むべきだと。

それこそが真の刑事行政の役割であろう。

 

それも全く、仰せの通りです。

逆に今の刑務所でちゃんと矯正が図れているのかと考えると、空恐ろしくも在りますね。

 

両方の意見に素直に耳を傾けさえすれば、あら不思議。

なんだ、こんな簡単なことかと、そう思って頂けたなら幸いです。

結論:「どっちも正しいじゃないか」。

 

どちらも国の為、民の為を思っていて、双方各々に真理があり、未来を見て、そして人の業と向き合おうとしている。

間違ってない。

 

じゃあ答えは簡単なんですよ。

「どちらも正しい」。

 

何とかして相手を追い落として自分の意見だけを通させる、争いに勝つのは我ら応報刑派だ、矯正刑派に目にもの見せてくれる、いいや我ら矯正刑派こそが唯一正しいこの地上最後の正義、憎っくき応報派はなんとしても罠に嵌めて挫いてやるのだ…。

そんな不毛は最初から要らなかったんですね。

 

どっちも大事。

じゃあどっちか選んでもう片方やらなくていいかというと、そんな事は無い。

両方大事で両方やらなくちゃいけない。

そんなら両方やれやと。

 

罪に応じた罰としての刑罰プログラム。

社会復帰のための矯正プログラム。

両輪を兼ね備えてこそ刑罰は真に機能するのではないか。

 

犯罪に対する対処が何も一種類だけである必要は無いんですね。

複合的に、はたまた選択的に、最も良いと思われる組み合わせを選ぶ。

それこそが新時代の刑事罰ではないかと。

全くの私見ですが、そう考えます。

 

そこへ更に追加論点。

これらは「誰に向けた」ものなのでしょう?

 

<後半へ続く>

 

 

 

 

↑夢にまで見た…って本当に寝てる間の夢に出てきたわけじゃないけど、妄想ガンプラブランド「NT」で出るとしたら~なんて考えてたトライオン3。まさかの超合金化!よくやってくれた!買える値段ではないけど!!MGで出してくれ。いや、出自よく分かんないんだけど、ビルドファイターズトライで出た改造機で、イメージソースはエルドランとか勇者系の影響を受けたカスタマイズってとこだと思うんだが。なんか他にも由来があんのかな?ダブルゼータは元々3つの獣メカが合体するという没稿があってそれが元ネタになってる…とか?ないかー