G-3577 ファイナルファンタジー考 その4 | ガンダムFREAK!! <B-Edition>

G-3577 ファイナルファンタジー考 その4

言ってる間に、「SEEDフリーダム」アマプラに来てるのか…

これは観なければ…!!

ウオオオオオオ!!

KIZUIです。

グリッドマンユニバースといい、良いやつやってくれるよなあ。

てかそりゃ地上波ではやらんわな、この大配信時代には。

 

何やらオーバーロードの劇場版が余程過激なのか、まず地上波ではやらないみたいな噂なんだけど、カンケーねーもんな、最早。

配信でやるだろ絶対。

むしろ制作側はそれを見越してやしないか?

 

有料配信のサービス内に組み込まれる未来を想定することで、逆に、狭まりつつあった表現の自由が復活してくる?

エログロバイオレンス…

なんか深夜アニメというジャンルの黎明を今再び見るかのようだな。

賛否両論だったけど(子供が観るにはあまりに深夜過ぎて不健康だみたいな)、放送費用として安くて大人向けな深夜帯の枠に移ったことで、妥協や誤魔化しなく真摯に作品と向き合った深いテーマの作品や、それこそ表現の深みが増したよな。

芸術と認められ、すっかり子供騙しと言われなくなったもんな。

 

 

 

ファイナルファンタジー改案の続き!

 

4.特撮傾向

もしかしたらこれが一番大きいのでは、と実は思ってるのが、ゲーム進行中は3DCGモデルなんですけどね。

モデルの出来も良い、バトルでは俊敏に動く、移動・走りもリアルだし、放置してると欠伸や準備運動したりと、動かしてるだけで愛着が湧いてくる。

素晴らしい構成を世に放ったものだなと。

 

反面、会話シーンでもこのモデルが動いて喋るんですが…、

ちょっとアメリカナイズし過ぎじゃない?

身振り手振りで、全然じっとして喋らない。

 

文化の違いでね、日本では不躾だからじっとして喋れって言われるんですよ。

それがアニメではプラスに作用し、作画負担を減らしつつ、無駄な動きを削ぐことでシャープな絵面になる。

動きのあるバトルと物語進行の会話とで緩急が付く。

 

アメリカ製の何かのアニメ(ロボットホビーものか?)を見る機会があったんですが、作画はクセがあって独特ながらよく動き、ただ、やはりクオリティが高いとは感じられなかった。

喋ってるだけのシーンでずっとぐわんぐわん揺れ動き、ディズニーアニメのように大仰に身振り手振りする。

そんなとこに作画労力使うなよと。

ジャパニメーションがクールと言われるのも分かるほど、あまりに明確な差異が在りました。

 

FFの会話シーンって、このアメリカ方式に近いなと思うんです。

無駄な動きがとにかく多い。

どんだけ訴えかけたいねんと思うような演技過剰の手ぶり。

折角のCG、モーションキャプチャー、リアルな動きを拾い上げたいと思うところですが。

アニメ的な感覚で言うと作画労力の浪費のような「無駄な動き」に映る。

 

はたと思い至る。

日本で言うと、これ、特撮の動きなんですよね。

 

即ちはリアル指向としてハイティーン以上のヤングアダルトとかをターゲットしているであろうFF、なのにやり方が特撮になってしまっていると。

今でこそ仮面ライダーも大分浸透して大人にも受け容れられる土壌が結構出来てきましたが、やっぱ好きな人じゃないと、或いは昔好きだったとかね、あまりサブカルに普段触れないくらいの大人が急に仮面ライダーを見せられても、う~んとなっちゃうのが正直なところなんじゃないでしょうか。

 

舞台とかで2.5次元人気ですけど、なればこそファンなら分かってもらえると思う。

「理解の無い一般人」ほどこのジャンルに水と油なものはない。

 

自分は結構仮面ライダー好きなんですけどね…。

それでも戦隊ものやウルトラマンはほぼ見なくなっちゃったもんな。

嫌いだとか幼稚だとかは思わないけど、そうさな、昔からちょっと生っぽいのが苦手で、あんまりライダー以外は熱心じゃなかったんだ。

ライダーなら結構全身アーマー的なのが多いからな。

ちょっとの装備はあるが服着ただけの戦隊とか、生物っぽさが売りのウルトラマンとか、ずっと苦手意識あった。

 

FFはリアルなキャラクターモデルを美麗に再現してますが、再現した結実を以てやる事というと、仮面ライダー的にコスプレキャラが特撮ドラマをやってるような感じ。

ライダーならまあ作品内で一貫性在るんですが(日常シーンは結構現実に近い)、FFでは下手するとコスプレ学芸会になる。

もうちょい言い方柔らかい方がいいな、えーと、コスプレイベント集会というか、レイヤーのオフ会というか。

 

つまり、会話とかも、もうちょい切れのあるきびきびした動きでいいんじゃないか?

 

そして映画的に動きのあるムービーと組み合わせる。

ある種、ハリウッドアクション映画を指向した映像だ。

静と動。

その緩急がCGモデル会話とムービーとで役割分担される。

こういう方向性の方が良いんじゃないかな?

 

それとも、身振り手振りせずじっとして喋ると、アメリカ人からは不愛想に思われるのだろうか。

 

 

 

 

↑インフィニティズム、結構展開したな!これ良いのんわ、デザインがさ。筋肉質にメカメカしくってのがね。なんか最新作のZEROですらも未だパッケージに「始動!」って煽りが書いてんだけど、もうそろそろ終わっちゃったりすんじゃねえの。良いシリーズだからコンスタントにやって欲しいんだよなあ…1/60の大型モデルも出たよな