G-3542 <妄想企画案>ゲームブック復活への期待 | ガンダムFREAK!! <B-Edition>

G-3542 <妄想企画案>ゲームブック復活への期待

実は今期アニメで一番好きなのは「怪異と乙女と神隠し」かなあ。

ようやくの続編映像化となったこのすばもいいけれども。

KIZUIです。

ちょっとオカルティックなやつ好きなのよ。

怖過ぎずちょうどいい。

お色気がさりげなく、というか、何気に差し挟まれたりしてね。

それでいてあんまりドロドロ、グログロじゃない。

非常に好きな塩梅。

郭公ネタとか、主人公への好感度は評価分かれそうですけど。

OPできさらぎ駅を早速オマージュしてるから、てっきり裏世界ピクニックみたいな感じかと。

あれも良かった、んだけど、元ネタからパクり過ぎかなあ…。

洒落怖の漫画化じみてるもんな。

怪異と乙女はその点、中々面白い描き方してた。

 

 

 

前回記事は個別のゲームブックの話題に触れる前におさらいを、と思ったんですけど。

ビックリしましたね、おさらいのつもりとはいえ、以前に書い(て忘れて)た記事とほぼほぼ内容同じでしたやん。

全く別で書いてるから書き方というか表現というか、言葉全部違ったな。

スゲー。

 

自分がやってたのは

・「チャレンジャー 秘宝よ永遠に!」

・「ドルアーガの塔 外伝」

・タイトル不明、ドラゴンクエスト2のゲームブック化

の3つ。

小学校低学年の頃か…?

 

いずれも「ゲームシート」でのキャラメイクを要求するタイプでした。

個人的に思うのが、このゲームシートの存在の是非なんですよね。

そこが面倒で、圧倒的にコンピュータゲームに負けていた。

利便性というんですかね。

 

それにはそれでまた、確かにアナログゲームらしさがあったんですよ。

テーブルトークの一人用みたいな色彩を帯びるというんですかね。

そこまで自由じゃないけど。

決められた物語の分岐を楽しめる感。

楽しめる感なだけで分岐は実はメインではないんですけどね…。

ゲームオーバー回避に終始していて、この故に廃れてしまったジャンルでもある。

 

キャラメイクシートは、作成自体は別に手間ではないんですよ。

本の最初か最後の辺りのページが切り離し式でシートになる(ただしサンプルとしての利用を想定)。

サイコロ振って決めたり、決められたリソース総得点から自由に割り振ったり、ステータス値を決めていきます。

 

ただ一回作るとその付属シートがもう使えないよなと。

コピーして使うのが前提なんですが、その当時にはコピー機なんて一般家庭にまず無くてね…。

コンビニコピーはあれ、当時既に在ったかなあ?

 

最悪鉛筆で書いて消せば何度でもやれる。

そんなに何回も繰り返しプレイしたくなるほどの中毒性が在るのか!

通しで読むと小説みたいなものなのに!

と思われるかもしれませんが、ちょっと違うんですね。

しばしばゲームオーバーを起こすので、始めからやり直さねばならないんです(泣)。

パラメータ振り直して、勝てるように調整したりしてね。

この面倒さで廃れた面もある。

 

バトル要素ですが、これは理不尽に感じましたね。

基本がパラメータ比較で負けたら死、というシンプルさ故に。

「プレイスキルが反映されない」なんつーとプロゲーマーかこいつと思われそうですが。

もっと程度の低いところで、何がしか選択によって緊急回避とか出来れば良かったのにね。

 

ゲームシートの点で改善するとしたら、例えば

 

・インジケータ式

 シートがゲージになっていて、クリップ(ゼムピン)などで値を指定する。

値の増減があり、スライドさせて対応する

 

・ボックス式

紙箱を組み立て、その中に紙片(コマ?)を入れてゲージの代わりにする。

 

・アイテム式

紙の切り抜きか、特製のオマケとしてプラパーツを付け、その数でカウントする

(ミニチュアの剣や聖杯など)

勝負時は剣を一本消費して勝てるが、足りないときはシビアな選択をして切り抜けることになる

 

・フィギュア式

ガシャポンフィギュア程度の簡易なマスコット塩ビ人形を同梱、プラパーツの装着によって強化段階が明示される

 

・ペーパーフィギュア式

キャラのイラストのペーパーフィギュア(平面)に着せ替えのようにして装備をカスタムできる

装備イラストは紙面から切り抜き

 

…みたいな方式が考えられるか。

こういう、再プレイの簡易性にも配慮が必要だと思う。

 

紙でやるの考えたら、最後の着せ替え紙人形いいかもですね。

人形ってか、セル画をレイヤー的に被せるような形でいいと思うが。

 

低年齢層に売れるんじゃないか。

そしてまた、女性キャラの軽装状態や「あぶないみずぎ」的な装備を同梱すれば、ハイターゲットにも売れるのではないか!?(我ながら程度の低いハイターゲットでサーセン!!)

 

また、単純な数値比べで負けたら即死形式ってのは正解のパラメータ配分が予め決まってて、変な話、ダイスで決めよう方式のゲームブックでさえそれが罷り通っちゃってるのがいけないと思うんですよね。

最初から負け確、正しい手順でやると絶対に最後まで辿り着けない。

知らぬは読者(プレイヤー)ばかりなり、と。

 

これねえ、慎重に立ち回ればとか、選択肢次第ではみたいな救済措置は絶対必要だと思う。

ズルしないと(パラメータごまかさないと)ほぼほぼエンディングまで行けなくて。

そこが難しさだ、は良いんだけど。

試行錯誤でパラメータを探るってのは、読み物との相性は悪いと言わざるを得ない。

 

TVゲームならキャラを動かす作業だからさ、まあ良いんだけど。

それでさえ成長させて挑むんであってね。

 

本だと「読む」わけで。

ただでさえ、初回は楽しまれても、何度も繰り返しだと飽きられてしまいがち。

また1からに戻って読み進めて下さいは普通の客には厳しいよ。

 

 

 

↑原作コミック付きだったのね。やわらかスピリッツって何かと思ってるんだが、もしかしてウェブ版なのかな…?