G-3278 空の我にも注がれる、世は慈しみに満ち
なんかこの時期、夏休み終盤特有の曇り空があるね。
それ自体は恒例なんだけどさ。
急なスコールみたいな雨も降るし。
KIZUIです。
日本もマジ熱帯雨林気候になってきてんのな…
地球ヤバくね?
つーとワンパンマンの預言者みたいなんな。
アニメってけっこう普遍的だな、と思うのが、昔の作品を見たとしても、あんまり時代を感じ過ぎないんですよね。
全て架空の上に成る世界だからか。
「うぅうわ~、この光景、ふっる!!」とはなかなかならない。
「ああ、その辺りの時代描いてるわけね」となるだけ。
ま、キャラデザの流行り廃りは在りますが。
画質のザラつきとか、光の点滅表現とか、手法のそちこちで古さは散見されるとしても。
セルとCGの違いも意外と感じられたりするしなあ。
でも、「何を描いてるのか」は分かる。
例えば「らんま1/2」を見てると、何とも懐かしい街並みなんですよ。
平成初期、ってかまだ昭和末期に放送開始してたんですけど。
堪らなく美しい、昭和の平穏、昭和の栄光、地に足の着いた現実を生きていた頃。
不便だけど、長年の歴史を紡いで、生きやすいように生きやすいように。
伝統と格式を磨き、それが庶民の暮らしに降りて来ていた頃。
住宅の佇まい、商店街の雰囲気、淡い色彩の背景画ですら、らんま1/2は愛おしい。
他の、昔のアニメとかを見ても似たような気持ちになるんじゃないだろうか。
それとも、画質が荒くてちょっと酔っちまうかな?
強いて時代を感じると言えばガジェット類、特に電話関係ですかね。
とはいえ道に迷うシーンとかで「グーグルマップ見れば済むじゃん」とは自分の場合、なかなか思えない。
電波条件とか充電切れてるとかで見れない事もまだまだ在り得ますし。
道に迷って困ってる、って前提のシチュなら、現代に於いてモバイルの助けも得られない状況に置き換えてでも感情移入は出来る。
ただ、モバイル機器持ち出しておきながら、スマホでなくガラケーだったりすると、これは時代感じますね…!(笑)
でも一昔前ならみんなそうだったんだもんな。
不思議と、アニメの題材にポケベルが出たことはあんまり無いんですけど。
反面、実写作品で古いのを見ると、何故だかめちゃくそ古く感じるんですよ。
「古いアニメだー」と思って旧作を観るのとはわけが違う、圧倒的に、押し寄せる現実として、全てが古い。
ガジェットどころか空気、どころか人間の造形さえも古いからなのか。
髪型とか服装とか、本当、何もかも違って見える。
地上波アナログ時代とかだと当然ハイビジョンではないので、画質が荒いのもあるかも。
…というわけで、そんな頃の、昔の特撮だとかが観たいのら(笑)。
さも観たくはないかのような書きぶりでここまで来といて掌返しですが。
いや、懐かしさダンチじゃない?
完全に忘れてても、或いは観た事がそもそも無い作品でも、妙に感動しそうに思える。
正にタイムトリップが体感できるのでは。
そうさな、ホラー色が強いというが一切未見のままの仮面ライダークウガが観たい。
もう今のような、明るく楽しいニチアサとして定着した枠では二度とやれないんだろうな。
子どもが泣いちゃうような作劇らしいから。
ああ、楽しみが一杯あるな。
まだまだきっと楽しめる。
楽しみ尽くせはしないくらい、世は娯楽に満ちているよ。
幸せな事だな。
それはきっと慰みになる。
生きていける理由になるかもしれない。
どんな喪失に打ちひしがれても。
↑仮面ライダーでまともに観たのってBLACKが印象深い。そのまま引き続いてRXって流れが、凄い良かったね。あれって人気が高かったから、異例の2年継続になったって事でいいんだよね?スーパー1?は観た事無かったから、6年ぶりのTVシリーズ、ってか生まれて初めて追ってた作品。考えてみればガンダムでもVガンダムまで大分空いてたし。同じくらい、6年?7年?空いたんだよな。ゼータ、ダブルゼータだって初代ガンダムから6年空いてるしな。戦隊モノはけっこーやってたし、勇者シリーズ全盛だった。ガンダムはその後、平成異次元のG・W・Xの三部作を展開する、なんだろ、「新時代の原点」とでも言うべき転機を迎えたんだけど。反面、ライダーは随分長いこと途切れたよな?考えてみると、自分の小さい頃はシリーズものについては不遇というか、でもSDガンダムが市場支えてた感じか。逆に魔神英雄伝ワタルとか、絶対無敵ライジンオーとか、新しいIPに挑む元気に満ち満ちていた頃だったかも。ちょっと後だが特撮グリッドマンとかも出てたしな。急にゲッターロボ號とか鉄人28号FXとかやってくれてて、ああいうのも楽しかったのにな?また力の入ったリブート作品観たいわ、近年だとSSSSグリッドマンがスマッシュヒットしたけど