G-1203 リプレイ企画第71回 Day.1-6 太陽少女
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Day.1-6 太陽少女
金髪、か、しかし大人しい色合いの、赤い制服の少女。
美少女、という出で立ちだ。
「大きいじゃない…でも私の相手としては力不足だけどね」
不思議とエロスを感じる台詞。
というのは冗談だが。
どこからそんな大言壮語が出てくるのか、そして直前まで匂いも感じさせずどこから湧いて出たのか。
頭が沸いちゃってる娘の可能性も在ったが、ふと気づく。
あの制服、色は赤だが日輪か?
日輪学園生。
つまり兄が言っていた、エクスだかエックスだか云う、秘密組織のメンバーなのではないか。
このフードの男も若く見える、その可能性も在ったが、ただ、捜査官と解釈した方が通りがよく思えた。
拳銃しか武器が無いなんて。
対抗策が乏し過ぎる…エクスのメンバーなら、こうした脅威…兄は「異形」<いぎょう>と呼んでいたが、それへの対策を専門としているはずだ。
兄の場合なら、特殊な日本刀っぽい武器を二振り持っていた。
…だが、考えてみれば、捜査官が単独で助けに来るか?
ボルト何とか云う名も、警察が名付けたにしては、厨二過ぎるか?
警察のセンスなら、電気ワニとか名付けやしないか(失礼)。
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第7話 町が砂場に大変身!
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