観劇マナーについて

関東、関西にかかわらす観劇マナーの悪い客が増えています。特に初心者向けの舞台や大人数で観劇に来る旧ジャニタレの出演している舞台など、マナーが悪いですね。料金設定が高騰している中で、マナーの悪い客が増えることは、劇場にとっても、演者にとってもマイナスしかありません。周りに迷惑のかからないように楽しみましょう。
 
【注意点】
・芝居が始まってから来場する人
 定刻に始まるのが分かっているのですから、少し早めにつくように心がけましょう
ご自身も冒頭部分から見れますし、周りのお客さんに迷惑をかけている自覚をして欲しいですね。本当に気が散るし、隣の人が遅れてきてゴソゴソしていたら舌打ちしてしまいますよ。
 
・座席によって座る時間をずらせましょう
 座席が一番端なのに会場してすぐ座ったり、座席が中央なら早めに着席するのが当たり前だと思いますが出来ていないんですよね。特に3~4人で来られるご婦人方はギリギリまでロビーで飲食されており堂々とギリギリに入ってこられます。昨日も、公演ギリギリにサラリーマン風のおじさん数名が当たり前のように通る気配でしたが、「すいません」の一言くらい言えって感じです。一般常識を疑います。
 
・携帯の電源を切らない
 電源はマナーにしているようですが、何時か確認するためなのか分かりませんが、良く光っています。これは関西特有なのでしょうか?これもすごく気になるのでやめて欲しいですね。
 
・雨の日は折りたたみ傘を使いましょう
 駅から離れている劇場もありますが、雨の時は折りたたみ傘を使い、劇場内ではカバンのしまいましょう。中には長い傘を足元に置いたりしていますが、他のお客さんのカバンが濡れてしましますのでやめましょう。
 
・座席から身を乗り出して見る事
 公演内容が面白過ぎて、ついついなら分からなくもないですが、後ろのお客さん非常に見ずらくなります。同様にカップルで来ている客は頭を寄せたりするのもやめて欲しいですね。
 
劇場関係者は、前説を大声アナウンスして欲しいですね。こんなマナーの悪い客が増えれば、高いお金を出して観劇しに行くお客さんは減ってしまいます。
ここは是非強気でお願いします。
 
先日、兵庫県立芸術文化センターで「ヴェートーベン」を観劇しましたが、セットの写真撮影も原則禁止(芝居によってはありの時もあります)なのですが、舞台上のピアノとヴェートーベンの文字がすごく印象的でしたので、撮りたい気持ちも分かりますが、劇場内のアナウンスで禁止が言われていました。その際、写真を撮影したスマホから削除させておられました。素晴らしい対応だと思います。
 
舞台チケットは、決して安い値段ではありません。これからも高くなるかもしれませんね。それだけに観劇する人が気持ちよく楽しめるように最低限のマナーは気を付けましょう。
 
千と千尋の神隠し」を始め、この秋には「ムーランルージュ」「この世界の片隅に」「ファンレター」「モーツアルト」など発表されているだけでも期待作品はかなり多いです。役者の皆さんは精一杯の演技を。そして感動を与えてください