やっぱ三谷幸喜は天才だわ!

内野聖陽瀬戸康史の二人芝居

笑の大学はコメディーになります。笑いが絶えない舞台でした。

演じる方は、会話劇でその中で笑いを誘うのはかなり難しいと思います。
少しでも間を外してしまうとすべてが台無しになって白けてしまうので
実力ある役者である証拠でもありますね。

 

しかも重厚感と存在感が圧倒的な内野聖陽さんと、都会的でシャープな
印象の瀬戸康史さんと好対照なお二人が持ち味を存分に発揮してくれました。

セリフ量もそうなのですが瀬戸康史さんの凄さが光る作品となっています。

 

舞台は、戦時下で劇団の上演を巡る検閲での会話になります。

今まで一度も笑ったことのないと言い切る検閲官役を内野聖陽さん。大衆演劇の舞台脚本を手掛けるのが瀬戸康史さん
最初からテンションマックスに舞台の面白さを熱く説明する上げる瀬戸康史さんを、堅物で物わかりの悪い検閲官が内野聖陽さん。
そして、随所に迫力ある演技を見せてくれつつテンションを上げていく
内野聖陽さんもさすがですね。

 

難題を与え上演阻止を目論む内野聖陽さんに対して、正面からぶつかり受け止め課題を乗り越える瀬戸康史さん。いつしか瀬戸康史さんの才能にほれ込んでしまう内野聖陽さん、いつしか二人の間に物つくりの素晴らしさから芽生える友情に感動

 

果たして、この舞台は上演できるのかは劇場でご確認ください
最後は、ほろっとさせてくれるシーンもあって素晴らしい舞台でした

さるまたオッケー

 

 

D-DRAMA