こんにちは、愛知県春日井市でゴルフスクールを経営しています。

JPGA 日本プロゴルフ協会会員、プロゴルファーの高木 覚(たかぎ さとし)です。




フォローで「びゅん」と音を出すように振れ!



フォローで「びゅん」と鳴らすように大きく手を伸ばして・・・。

このアドバイスは昔から言われて来ました。

効用としてはフォローで肘が引けてしまう、フィニッシュまで振り切れない、などのケースで使われるようです。




まず、飛距離を得るためにインパクトは加速状態で打てというのが物理法則の基本です。

そのためにフォローで最大加速になるようにというアドバイスですが、インパクトからフォローまで約1.5メートルはあります。




そんな長い時間加速状態を維持できませんし、そもそもボールを1㍉でも過ぎて最大加速を得られれば十分です。

では何故そのような格言が生まれたか、プロや上級者のフォローがびゅんと聞こえたのでしょうね。




これは情報の伝達速度に由来します。

最も早く伝わるのは光、そして最も遅いのが音(音波)です。

ですからスイングを見ている人からすればフォローでびゅんと聞こえるのは当たり前ですね。




ですが実際にはインパクトでちゃんと加速は最大になっています。

これに自分の反応時間の遅れも加味されますので「フォローでびゅん」なんてやったら大変な振り遅れになるとお思います。




ちなみに正しいスイングを行えばスイングアークは等角螺旋を描きますので必ずダウンスイングよりフォロースルーのほうが大きくなります。

みなさまご注意ください。





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最後までお読み頂き、ありがとうございます。

愛知県春日井市でゴルフスクールを経営している、プロゴルファーの高木覚でした。


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