左腕のたたみと明治の大砲

こんにちは、愛知県春日井市でゴルフスクールを経営しています。

JPGA 日本プロゴルフ協会会員、プロゴルファーの高木覚（たかぎ　さとし）です。

悪いスイングフォーム、特に悪いフィニッシュで「明治の大砲」という言い方があります。

明治時代に使用されていた大砲に由来し、その当時使われていた大砲には車輪がついており、砲弾を発射した時に、反動で後ろに下がってしまうことがありました。

ゴルフスイングでもフィニッシが右に残ったり戻ることは悪い例として存在しています。

明治の大砲

こんな感じです。

ボールもちゃんと真っすぐ飛んで飛距離もそこそこですが、フィニッシュで戻ってしまいます。

これはインパクト以降左腕が力みのため畳めないことが原因の一つになります。

一見素晴らしいインパクトですが、このあとクラブが手を追い越していくように、左腕は力まずに畳む動きをするのが正解です。

ですが左腕に力が入っていると、肘がたためずに突っ張ってしまい、クラブを先に走らすために頭が後ろに下がるのです。

力みのないフォロー

ドライバーなどヘッドスピードが速いクラブで、フォローで腕が伸びるのは伸ばしているのではなく、遠心力で伸ばされているだけです。

修正法

スプリトグリップで素振りや球を打ち、力が入っている場所を確認する。

両手を離して持つと、インパクト以降左腕をたたまないと上手く振れません。

これでどこかで力みがある時は、その位置で詰まったような感じがします。

それがなくなるように繰り返し行ってみてください。

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最後までお読み頂き、ありがとうございます。

愛知県春日井市でゴルフスクールを経営している、プロゴルファーの高木覚でした。

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