こんにちは、愛知県春日井市でゴルフスクールを経営しています。

JPGA 日本プロゴルフ協会会員、プロゴルファーの高木 覚(たかぎ さとし)です。




アプローチやバンカーで使うウェッジを選ぶときは、クラブの顔やブランドだけでなく、バウンス角にも注意してください。

サンドウェッジはバンカーで使うことを考慮し、適度なバウンス角の物を選ぶ必要があります。

適度なとは二桁、10度〜14度位は欲しいところです。



バウンス角の解説

サンドウェッジとピッチング

スキーのソリは先端が反ってあがっています。

もし真っ直ぐであれば雪にに刺さってしまいます。

SWもバウンスも同じ効果で砂に刺さらずに弾いて爆発を起こします。

その爆発で球を上に上げるのです。



アプローチウエッジとサンドウェッジのバウンス角には差をつけるべきです。

写真のようにアプローチウエッジは07度サンドウェッジは13度とサンドウェッジの方がバンス角が多く必要です。



度数に決まりはありませんが、バウンスが少なければダフりにくく抜けやすい代わりにミスに敏感です。

バウンスが多ければバンカーやラフで抵抗はありますが脱出しやすくなります。



その為AWは少なめ、SW多めのバウンス角にしたほうが使いやすいのです。



いっその事アプローチならバウンス角0でもいいじゃん、と思うかもしれませんが、まったくないとすごく芝に刺さって使いにくいのです。

実際にゼロバウンスウェッジを作って使ってみましたが、かなりシビアです(汗)

ざっくり率が大幅アップします。



最近のウェッジの傾向はハイバウンスの物が多くなっています。

一桁の角度を探すのが大変なくらいですね。




バンカーが苦手な生徒さんのバンス角をみると逆に、SWがバウンス少なく、AWがバンス多めになっている方がいます。

こういう場合は思い切って新調することをお薦めしています。



上級者になるとアプローチでサンドウェッジを多用するタイプはバウンス角の少ない物を好みますが、バンカーを打つ時はしっかり開いてバウンス角を十分つけています。

バンカーが苦手な方は、なかなか思い切ってフェースを開けませんので多めのバンス角を勧めます。

皆さん一度バウンス角をチェックしてみて下さい。



ちなみにバスターウェッジは、ロフトによっても変わりますがロフト56°でバウンス12°です。

対バンカー攻略ウェッジ、バスターウェッジ3動画










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愛知県春日井市でゴルフスクールを経営している、プロゴルファーの高木覚でした。


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