こんにちは、愛知県春日井市でゴルフスクールを経営しています。

JPGA 日本プロゴルフ協会会員、プロゴルファーの高木 覚(たかぎ さとし)です。




最近は人間工学的にスイングを理解し、理論的に説明しているレッスンも増えてきました。

しかしそれでもまだ、腰の切れが、とか下半身リード、体の回転とか体の仕組みからはできないはずの動きをさせようとしているものも多く残っています。



僕のレッスンでは「身体は回さない」「手打ちで!」と言います。

はじめて受ける方は面食らうと思います。

身体を回してはイケナイ根拠を解説します。



では、一般的にゴルフスイングで体の回転というと2つ思いつきます。

肩の回転と腰の回転です。

肩を回して捻転差で飛距離を出す、下半身リードで腰を切って加速するなどです。



ここで体の仕組み、主に骨格について説明します。

背骨という骨は捻れません。



17度から26度程度は捻れますが、それは解剖学上で実際には0度だと思ってかまいません。

腰、骨盤と腰椎もしっかり固定され捻れたりしません。



当然、背骨が捻れないので肩を回す、腰を切る動きは関節の動きとしては不可能です。



身体の中に回転できる関節は首を除いて4つしかありません。

臼状関節(きゅうじょうかんせつ)といって肩関節と股関節です。

そぞれ片腕、片足なら臼状関節で回転できますが両手でクラブを持ち両足で地面に立っていては回転はできません。

このことからも体の回転というイメージは間違っています。



と体の構造の解説は長く難しくなるのでこのくらいにします。

今回は物理要素からの下半身リードや腰を切る動きを否定します。



無重力空間ででゴルフスイングしたらどうなると思いますか?

地球上では無重力はなかなか体験できないので条件を緩めます。

地面が滑る状態をイメージして下さい。



スケートリンクでスイングするわけにも行かないので回転する台でスイングします。

答えは皆さんの思っているものとは違った動きをします。

物理の作用反作用を思い出せばイメージできるかもしれません。



結果を動画で解説しています。

衝撃動画はこちらです。



このようにクラブの方向とは逆に力が働いています。

作用反作用のより足の裏ではクラブと逆方向に力が働いています。

下半身リードや腰の切れなんかは結果としてそう見えるだけだったのです。



しかし、積極的に下半身を回転させようとすれば振り遅れや肩の開きによって球が曲がりイメージ通り飛びません。

身体にも負担がかかり腰痛などの原因にもなります。

身体を回さず、手打ちのイメージでも、正しく関節を使えば、ちゃんとプロのような綺麗なスイングになるのです。





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最後までお読み頂き、ありがとうございます。

愛知県春日井市でゴルフスクールを経営している、プロゴルファーの高木覚でした。


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