ボールのラインが3本の理由

こんにちは、愛知県春日井市でゴルフスクールを経営しています。

JPGA 日本プロゴルフ協会会員、プロゴルファーの高木覚（たかぎ　さとし）です。

最近ボールにこういった3本線を見かけるようになりました。

ボールに線があるとアドレスに有利でターゲットにまっすぐ向きやすくなります。

特にパターなどにはとても有効です。

ですが線が一本だと、ボールから離れる長いクラブで方向にゆがみが生じます。

この3本線はその歪みを解消します。

僕はそれを傾けて調整しています。

こんなふうに、自分に向けて傾けてボールの線を目標方向に合わせます。

一見するとまっすぐ見えにくく感じますが、アドレス方向から見るとしっくりきます。

本来はこれが真っ直ぐです。

傾けた場合とまっすぐ置いた場合を比べてみます。

傾けた場合

垂直にセットした場合

僕の場合はまっすぐ置くと右に向いて見るので自分に向けて傾けて置きます。

もちろん個人差があることなのでこれが正解とは言えません。

ですが、クラブヘッドはバンクしたカーブのようなスイングプレーン上を、自分を中心に円に動きます。

このような傾斜した円の中をクラブヘッドが動くイメージなので、ボールの線も自分に向かって傾いているとまっすぐ見えやすくなります。

スイングは立体なのでこのほうがフェースを合わせやすく、自然な動きに見えるのです。

理論上、背の低い方ほどこの傾けかたが合うはずですが、やはり個人差がありますので、見えにくいと思った方はすぐにまっすぐに戻してください。

僕は１７８センチですがスイングがフラットな方なのでこの置き方が合いました。

みなさんもアドレスで線を合わせると違和感があったら、この傾けを試してみてください。

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愛知県春日井市でゴルフスクールを経営している、プロゴルファーの高木覚でした。

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