こんにちは、愛知県春日井市でゴルフスクールを経営しています。

JPGA 日本プロゴルフ協会会員、プロゴルファーの高木 覚(たかぎ さとし)です。




みんさんゴルフって片手だけ手袋をすることを不思議に思ったことはありませんか?

片手だけ手袋をする理由は諸説あります。



左手が支点になるため、利き手じゃないほうが力が弱いので補強のため、などその他にも沢山の説があります。

どれが正しいかと論じるのは浪漫がありませんね(笑)



ただ、どの説も「滑り止め」という根拠が基本にあります。

実際グローブメーカーも「雨でも滑らない」などグリップ力を強みにしています。



ですが、僕は違う説を提唱します。



手袋は滑らすためにしている。



正確には滑っても手の皮がすりむけないように保護のため、というのが正解でしょうか。



この時代ゴルファーは手袋をしていません。

手袋がなかったわけではないと思います。

必要なかったのでしょう。

手袋をしなかった理由はグリップ(持つところ)の進化に由来すると思います。



この頃のグリップは動物の革を巻いて作ったものでした。



動物の革は、ゆるく持てば滑り、きつく力を込めれば滑りません。

この頃はシャフトもヒッコリーという木製でヘッドも軽く、それ程ヘッドスピードも出ませんでした。

ヘッドを重くするとヒッコリーは折れてしまうので、重たいロフトの寝たクラブはありませんでした。



そのため、高い球を打つときは、コックを使って球を高く上げていたのです。



コック量大→球の高さ高い

この時左手のグリッププレッシャーは減ります。

きつく握ったままでは柔らかいロブショットは打てません。

コッキングは左手のグリッププレッシャーをゆるめて行います。



しかし、時代とともにゴルフクラブも進化します。

1928年にサンドウェッジが発明されるとヘッドは重くなります。

スチールシャフトも作られてヘッドは重くでき、ヘッドスピードも上がりました。

1963ゴルフプライドがラバー(ゴム製)グリップを開発。



ゴムのグリップは革に比べ、性能は良いのですが滑りません。

耐久性UP、補強のために「コード入り」と言って、丈夫な糸を入れ込んだものありました。



そんなグリップが左の手のひらを滑るのですから、当然素手では痛いと思います。

それで左手だけ手袋をするようになったと考えます。

左手だけ手袋をするのは滑らすため、コックの量をコントロールするためです。



現在はグリップも進化し素手で持っても滑りにくいし、滑らせても手が痛むことはなくなりました。

それが原因とは断言できませんが、素手で打つ選手も増えてきていると思います。



以上新説ですが、証明する方法はありませんので話半分でお願いします(笑)



ちなみに僕は左利きですがゴルフは右で打ちます。

左手にグローブをするのは、上記の理由のほか、利き手の左手を鈍くし、力を抜くためだと思っています。

右打ちをするのに左手は邪魔ばかりしていたためです。




無料公開中

理論でゴルフは上手くなる!!【高木流】スイングリフォーム術<パター編>




無料なんで遠慮なく、変な勧誘も来ませんのでご安心ください。
無料!パター上達メルマガはこちら! 




最後までお読み頂き、ありがとうございます。

愛知県春日井市でゴルフスクールを経営している、プロゴルファーの高木覚でした。


パターが上手くなるだけで簡単に100が切れます!


■ G-Cubeテクニカルセンター ■

【ゴルフスクール専門医院】ジーキューブ テクニカルセンター
〒486-0913 愛知県春日井市柏原5-388
TEL:0568-86-9555
■営業時間:11:00~20:00
■定休日:金曜・祝日


ジーキューブ テクニカルセンターホームページはこちら