こんにちは、愛知県春日井市でゴルフスクールを経営しています。

JPGA 日本プロゴルフ協会会員、プロゴルファーの高木 覚(たかぎ さとし)です。




先日のコッキングの記事に読者様から質問をいただきました。

自分もノーコック派でして、どのタイミングでコックを入れてどこでコックを解けば悩んでいます。

また、同時にアーリーリリスでも悩んでおります。

他に良い練習法があればアドバイス頂きたのですが宜しいでしょうか?




まずどのタイミングでコックを入れるかは2種類の考え方があります。

1 レイトコック





スイングの後半でコックを行うことで慣性力、慣性モーメントの効果でスイング軌道をクラブが作ってくれる。

マスターしてしまえば安定し、同じテークバックを再現しやすい利点です。

ぼくはこちらを推奨しています。



2 アーリーコック





テークバックの始動とほぼ同時にコックを始めます。

これはフェースの向きと軌道を自分で作っていくため、間違って覚えてしまうと大変です。



アマチュアの皆さんにはレイトコックを勧めているだけで、アーリーコックを否定しているわけではありません。

僕の生徒さんにもアーリーコックの方もいらっしゃいます。



コックを解く場所はもちろんインパクトに向け最大に加速するための位置でです。

具体的には脳の反応時間とヘッドスピードによります。

ヘッドスピード40m/sの場合大体2メートル位進みます。



0.2秒分手前からアドレスの再現を意識してクラブヘッドを振り下ろしていくイメージが必要です。

振り遅れでボールが捕まらない方はタメとか左手リードを一旦忘れ、クラブを解くくらいのイメージを持っても良いと思います。




アーリーリリースと言う言葉は、実は悪い意味ではなく、リリースのタイミングを指します。

ですが、プロのダウンがコックをキープして下ろしているように見えることと、アマチュアがタメがなく解けて見えることをアーリーリリースというようになってしまったようです。

ご質問のアーリーリリース、「タメ」がなくヘッドが走っていない状態の改善。



クラブヘッドを解くためにグリップを体から離す方向に押します。

この時ヘッドはまだテークバック方向へ動く力が残っているため時間差が生まれタメと呼ばれる形が生まれます。



タメとは引きつけて作るのではなく、解くときの時間差で生まれるものなのです。

アーリーリリースで悩む方は治そうとして、グリップエンドを体に引き付けます。

そうするとクラブヘッドと同じ方向に力をかけることになり、シャフトはしならず、クラブヘッドは加速しません。

逆に積極的にアーリーリリースを行えば、画像ではタメが効いて見えるのです。

治せないはずですよね。




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最後までお読み頂き、ありがとうございます。

愛知県春日井市でゴルフスクールを経営している、プロゴルファーの高木覚でした。


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