こんにちは、愛知県春日井市でゴルフスクールを経営しています。

JPGA 日本プロゴルフ協会会員、プロゴルファーの高木 覚(たかぎ さとし)です。




ゴルフにはイップスという病気があります。



プロや上級者が、ある日突然50センチのパターが打てなくなったり、30ヤードのアプローチがざっくり、ドライバーのテークバックが出来ずにチョロなどなど・・・。

僕の生徒さんにもいらしゃいます。



イップスとは現状色々な説があり、どれが正しいとは結論が出ていません。

皆さんが知っている言葉で当てはめるなら、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に近いと思います。

もちろんアマチュアゴルファーにとっては、ゴルフは楽しい趣味で遊びです。

遊びでそんなストレスを受けるかという疑問もありますが、人の価値観は千差万別です。



普段の仕事で何億円という取引をしている社長さんでも、ライバルと握りで100円負けても悔しがります。

ゴルフってそこが素晴らしくもあり、怖いところでもあるのです。

その為その人が何をストレスと思っているかは、その人にしか分かりません。

そして命に係わる病でないため治療法の開発も遅れています。



遅れている原因のもう一つに、体の回転があります。

俗にいうボディーターンです。

手打ちは悪だという幻想がいまだに横行しています。

関節の可動域と方向を知れば肩の捻転や腰の切れはあり得ないはずです。



僕の過去の経験で、イップスの症状を持っていた方の8割は完治しています。

数字を聞くとすごいと思われがちですが、実はイップスではなく、正しい打ち方や動きを知らなかっただけで、出来ないことを無理をしてやっていたためでした。

なので正しく打ち方を学んだだけで打てるようになったのです。



では残りの2割の方は、本当にイップスで治療や対策を続けています。

パターであればロングパターやクロスハンド、スイングであればグリップを変えたり、力の配分、タイミングを変えるなど多種多様に治療しています。

その状態でもハンディを下げベストスコアを更新しています。



イップスは実在し、苦しんでいる人はいます。

そういう方はとても頑張り屋さんで真面目です。

パターは入らなければいけない、トップはしっかり上げなければいけない、手を使ってはいけない・・・。



そんなことはありませんよ、パターは70パーセントは外れます。

スイングは個性的でもまっすぐ飛ばせます。

手なんて使いまくってよいのです。

世間一般が間違っているのです。



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最後までお読み頂き、ありがとうございます。

愛知県春日井市でゴルフスクールを経営している、プロゴルファーの高木覚でした。


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