こんにちは、愛知県春日井市でゴルフスクールを経営しています。

JPGA 日本プロゴルフ協会会員、プロゴルファーの高木 覚(たかぎ さとし)です。




読者様から質問をいただきました。

こんにちは^_^
質問です。

スイングプレーンを飛球線と合わせるとのことですが、根拠が分かりません。

飛球線の先は消失点に向かって不変なものに対して体格で変わるスイングプレーンと何故合うのか?

常に同じ場所からスイングプレーンを観測する基準にという意味なら理解です。




昨日の記事は「スイングプレーンの使い方」についてでした。

自分のスイングがアウトサイドインかインサイドアウトかを知るために、スイングプレーンを利用する方法です。

その際に観測位置が間違っていると、インサイドアウトもアウトサイドインに見えてしまうことがあります。

そのための注意でしたが、別の記事にて詳しく説明していたので簡素化していました。

ご質問通り「観測する位置の基準として」で合っております。



正しいカメラポジション

スイングプレーン

地面に引いた飛球線とスイングプレーンが一致しています。

スイングプレーンとは、背骨を軸とし、首の付根とボールを結んだ仮想の平面です。


このスイングプレーンをストレートとして、インサイドアウトやアウトサイドインを区別する基準となります。





ですが、みなさんの動画や写真のアングルを見ると残念ですが間違っている方が非常に多いのです。

カメラポジションを間違うと、インサイドアウトに見えるスイングが、実はアウトサイドインだったなんてことがあるのです。

実際体験レッスンで、初めてスイングを診断すると、「自分はアウトサイドインの癖がある」と言われたお客様が正しい分析ではインサイドアウトだった、ということがありました。



では正しいカメラポジションはどこなのか、それはスイングプレーンを仮想ではなく板として見ればわかります。

板を傾けて置き、板の真後ろから撮影するとスイングプレーンは線に見えます。





右から撮影する



左(背中側)から撮影する



これでは正しいスイングプレーンは測定できません。



カメラを左右に動かして見える映像です。


右からの映像



これはボールの真後ろから撮影するとこう見えます。

プレーンに沿ってテークバックすればインサイドに引く間違いになります。

左(背中側)からの映像

こちらは体の真後ろから撮影するとこう見えます。



スイングプレーンに沿ってテークバックすればアウトサイドに引く間違いになります。



正しいカメラポジション




こうして撮影すれば正しいスイングプレーンが測定できます。



本来、クラブごとにプレーンとカメラポジションは変えなければいけませんが、みなさんが練習場で簡易的に撮影するなら、グリップの位置がセンターになるようにカメラをセットするといいでしょう。

簡易撮影なら、定点観測で違いはわかりますので練習の効果はありますが、自分がインサイドアウトなのかアウトサイドインかは、カメラ位置が合ってないと決められません。

軌道の修正をする時は気をつけて行ってください。



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愛知県春日井市でゴルフスクールを経営している、プロゴルファーの高木覚でした。


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