こんにちは、愛知県春日井市でゴルフスクールを経営しています。

JPGA 日本プロゴルフ協会会員、プロゴルファーの高木 覚(たかぎ さとし)です。




そろそろ春の音が近づいてきて芝も芽吹いてきました。

これから暖かくなりラフも次第に深くきつくなってきます。

早めにラフの打ち方の解説です。



ラフも芝の生え方や種類によって難易度が変わります。

さらにボールの沈み具合もしっかり見極めなければいけません。



難易度A


芝の目が詰まっておらずボールが半分以上出ている状態。

この程度ならフライヤーがかかり普段より距離が出てしまうこともあるので番手を短くすることが出来ます。

ちなみにフライヤーとは、フェースとボールの間に芝が入り、バックスピン量がすくなり飛距離が伸びてしまう事を言います。



難易度B


これは芝の目も詰まり長さもしっかりあります。

難易度Bですがボールが半分近く見えているのでグリーンを狙って打てる限界です。

結果はヘッドスピードに比例しますので腕自慢の方はフライヤーを計算、自信のない方はロフトのあるクラブで脱出を優先します。



難易度C


これは芝の目も詰まり長さもしっかりあり、ボールもほとんど沈んでいます。

これだけ目が詰まっているとかなり芝の抵抗でヘッドスピードが減速しますので、

アイアンでもミドルアイアンが限界と思います。

プロのレベルであればもう少し沈んでいても狙っていきますが、計算できない部分が大きいので厳しいショットとなるはずです。



さてラフの打ち方のポイントです。

ポイント1


芝の抵抗によりフェースがかぶりやすいのであらかじめ抵抗を計算してフェースを開いて構える。

素振りなどをして抵抗を感じて考えて下さい。

ポイント2


無理に振り抜こうとしない。

ラフが苦手な方は普段のスイングの同じことをしようとします。

抵抗が強く振り抜けずに余計に力んでしまいさらにヘッドスピードをロスしています。



いくらラフがきつくても所詮は芝です。

アイアンをトップから叩き落として、芝に負けてボールの沈んでいる高さまで届かないわけないのです。

ラフの抵抗を感じるのはインパクト後です。

なので最初からフォローを考えず「打ち込んでお終い」のつもりで打って下さい。



自分ではインパクトで終わっているつもりでも自然に振り抜けていることが多いはずです。

もし本当に打っておしまいで地面に刺さったままならよほどの深いラフなはずなので当然の結果と言えます。



ポイント3

ボールのギリギリに鋭角に打ち込もうとしないで芝ごと刈り取る気で打つ。

皆さん、上級者はボールギリギリに鋭角に打ち込んでいると思いがちですが、実際にはかなり手前からクラブは入射しています。

以前プロやトップアマのラフの動画を検証しましたが、そんなにボールギリギリではありませんでした。

なので悪く言えば大雑把に多少ダフっても良いくらいの気でのびのびスイングすると良いと思います。



動画はボール半分程度沈んだラフのショットです。

165Yでフライヤーを10Y程度見積もって選択しています。

フォローを取るつもりはありませんが自然に振り抜けています。



ラフの打ち方動画です。






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愛知県春日井市でゴルフスクールを経営している、プロゴルファーの高木覚でした。


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