スロープレー

こんにちは、愛知県春日井市でゴルフスクールを経営しています。

JPGA 日本プロゴルフ協会会員、プロゴルファーの高木覚（たかぎ　さとし）です。

2019新ルール改正の大きなテーマは「Play Fast」プレー時間の短縮です。

今のゴルフってスタートしてハーフ回ってお昼休憩、そして後半のハーフをプレーして5～6時間はかかります。

プレーの早い方でハーフ1時間30分で回っても、後半これからスタートする組がいるので当然ペースは落ちます。

新ルールは打順は準備ができた順だったり、ピンを刺したまま打って良かったりプレー時間の短縮を目指しています。

ですがこれには個人個人のプレーヤーの意識改革も必要です。

ゴルフのスロープレーってちょっと気をつければかなり改善できます。

ポイントは段取りです。

最近はセルフプレーが増えています。

セカンドを打つ時に、クラブを自分でキャディーバッグから抜いてボールのところに向かい打って戻ってきます。

その際にプレーが遅くなる方はキャディバッグにしまってからカートに乗ります。

これをやめてクラブを持ったままカートに乗ります。

次にショットの時にまたキャディーバッグのところに行くのですからこれだけで時間短縮です。

特に打順が最後の時には必ずクラブを持ったまま乗りましょう。

ショットの準備は人の順番のうちに済ませましょう。

「〇〇さんどうぞ！」と言われてから歩測したり、番手を選んでいては同伴者には遅いと思われます。

そもそもどうぞ！と言われた時点で催促されているのです。

スコアの記入はコースとコースのインターバルで行いましょう。

グリーン上で書くとどうしても歩きが遅くなり後続の組を待たせてしまいます。

最初にホールアウトした人がピンを持つのも、速やかにグリーンを後続に明け渡すためです。

グリーンでパターをする時、アプローチで使ったクラブは次のホールの方向で、グリーンの外に置きましょう。

次のホールから遠いところにクラブを置いてしまい、わざわざ戻ったり忘れてくるトラブルも回避できます。

このようにビギナーのうちは「クラブを持って走れ」なんて言いますが、実は走る必要なんてなくて段取りを良くすれば十分ペースは早くなります。

注意する方もされる方も気分は良くないものです。

ゴルフのマナーとしてPlay Fastを意識してみてください。

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最後までお読み頂き、ありがとうございます。

愛知県春日井市でゴルフスクールを経営している、プロゴルファーの高木覚でした。

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